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N響アワーのメシアン特集

少し前の話になりますが、NHKのN響アワーでメシアン特集をやりました。ゲストはメシアンの弟子でもあった作曲家&ピアニストの加古隆でした。これはなかなかおもしろいものでした。曲はキリストの昇天とトゥランガリラ交響曲の抜粋でした。加古隆は即興演奏のほうの仕事が忙しくなって、さっぱり学校に行かない劣等生だったみたいに言っていましたが、メシアンはとてもやさしくしてくれたそうです。池辺さんも若いときに影響を受けたそうで、なつかしがっていました。印象に残った言葉として、加古隆がメシアンから聞いた「すべて(和声やリズム)はメロディーに従属するのだ。メロディーが一番偉いのだ・・・」みたいな言葉がありました。あれだけ新しい和声やリズムを生み出して、メロディーがあるんだかないんだかわからないような曲も書いていた人がメロディーを愛していたというのは非常に印象的でおもしろいことだと思いました。

N響の演奏も悪くありませんでした。特にトゥランガリラの第五楽章などはかなり難しい曲ですが、さほど崩壊することもなく、メシアンのおもしろさを十分に伝えていました。ちょっと気になったのは、オンド・マルトノにイマイチ迫力がないことでした。弾いていたのは日本人にしてオンド・マルトノの第一人者の一人である原田節さんでした。彼が弾いているのは生でも聞いたことがあるのですが、そのときもちょっと引きぎみだなーと思いました。電子楽器なんだからボリュームあげればでかくなったりしないのかな、そういうものでもないのかな、等考えていました。例えば、有名なプレヴィンの録音等はでかく、ポルタメントも派手にやっています。CDだから調整できるのですかね・・・。


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