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新旧ヴァレーズ聞き比べ

Boulez Conducts Varèse


Deutsche Grammophon


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Varese: Arcana; Ameriques; Ionization; Offrandes; Density 21.5; Octandre; Integrales


Sony


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先日、CDがないと思ったら見つかったヴァレーズのCDですが、入手しました。同時に新しいブーレーズによる録音も手に入れてみました。新録音は大きめの編成の曲を集めています。旧録音は2つのアナログレコード(ニューヨークフィルとアンサンブル・アンテルコンタンポラン)からの抜粋になっています。

新盤の出来がすばらしいです。アメリカが非常にバランス良く鳴っています。録音もよいです。旧盤ではストラヴィンスキーを弾いているような感じがあって、激しいのですが、新盤ではちょっと落ち着いて、響きの重なりに耳を傾けている感じです。現代音楽を消化したメンバーが弾いているという感覚があります。

旧盤も、アンサンブル・アンテルコンタンポランのアンテグラルとオクタンドルは今も色あせない名演でした。管の鋭い警告音と、強烈なクレッシェンド、打楽器との完璧なアンサンブル。ヴァレーズの良さを十分に味わうことができます。オクタンドルの叙情的な感じ、アンテグラルの何か原始的な感じ、ともに良く出ていると思います。新しい録音も期待されるところです。

ヴァレーズは、それまでの音楽をひっくり返した人だと思います。素朴で原始的な感覚と音の響きや動きそのものを楽しむ現代的な感覚が混在しています。現代音楽の父の一人と言えるでしょう。


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