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首長には賠償責任があるべきか?

リンク: asahi.com(朝日新聞社):首長の賠償責任、議会が「帳消し」相次ぐ 違法公金支出 – 社会.

こうした議会の姿勢に「住民訴訟の意義を失わせる行為だ」という批判が高まっている。

そうだが、今ひとつ釈然としない。まず、首長に賠償責任があるというのが、自分にとっては発見だ。首長がちゃんと仕事をしないと、クビになるだけではなくて、私財を投げ打って償わなければいけないわけだ。しかし、このケースは「市が条例で定めていなかった」のだから、過去の首長にも責任があるわけだし(きっと過去は見逃されていたのだろう)、そのとき、ちょうど首長だったからというだけで、賠償責任を負わされてしまうのは、少し気の毒ではないか。
賠償を請求する主体は議会なのだから、放棄というのは可能ではあるのだろう。しかし、対抗策としてあまりスマートなやり方ではないのは確かだ。一方、増加している住民訴訟は、首長の賠償責任を「悪用」するいやがらせのようにも思えるのだがどうだろう。

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だそうです。民間企業でいえば、株主代表訴訟に当たるそうです。そう言われればそうなのかな・・・


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