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グールドのフーガの技法

 バッハ/Die Kunst Der Fuge.1-9: Gould バッハ/Die Kunst Der Fuge.1-9: Gould
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バッハのことはよく知らないけれど、フーガの技法はバッハの最高傑作の1つではないかと思う。最後の曲は、未完に終わったことが本当に悔やまれるすばらしい曲だ。
さて、自分はグールドを結構好きだ。ゴールドベルク変奏曲は名演だと思うし、プロコフィエフやスクリャービンもいい。マイスタジンガー前奏曲や運命といった編曲物も嫌いじゃない。
グールドはバッハの録音を多く残しているが、フーガの技法については、このCD・・・オルガンで9曲・ピアノで4曲が残されているだけだ。この理由は不明だ。グールドはフーガの技法があまり好きではないのか?
オルガンは、コントラプンクトゥス第1番〜第9番。最初のほうはえらく軽薄に始まったので、やってしまったかなと思ったが、だんだんとのってきて、第9番はそれなりにおもしろい演奏になっている。
ピアノは一転して、超遅いテンポでスタート(オルガンの2倍近く)。出来はピアノのほうが良いように思える。


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