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イギリス人によるフランス革命批判

フランス革命の省察

エドマンド バーク

みすず書房


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レビューを出すときは、基本、本を全部読み終わってからにしているが、この本については読み切ることができなかった。エドマンド・バークは18世紀のイギリスの政治家だ。この本は、フランス革命に対して、イギリスの保守主義的な視点から批判を行う、というもので、保守主義の古典として有名な本だ。伝統を重視せず、社会の全てをひっくり返してしまうような革命を否定する。皮肉に満ちた、古くさい(日本語訳だから原文は知らないけど)文体で、延々と批判を続ける。2/3くらいまで読んだが、いい加減、お腹いっぱいになってしまった。Wikipediaで見ても、フランス革命というのは、その意義が疑問視されているそうだが、自分も歴史的意義は認めるが、その、ちょっとドラスティックなやり方とか、革命後のダッチロール的な状況とか・・・いけてないと思う。

また、神の重要性を説いている。国のモラルの源泉が神なのだ。日本において神ということになると、天皇のことを考えざるを得ない。神なくして国のモラルを保てるのか?もう少しいろいろと知る必要がありそうだ。


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