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私小説に見るアメリカ

私小説—from left to right (ちくま文庫)

水村 美苗

筑摩書房


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この本は先日紹介した「日本語が亡びるとき」の著者による作品だ。宣伝されててつい買ってしまったが、おもしろい。一気に読んでしまった。横書き左から右で(これがfrom left to right)、英字混じりの日本語はなかなか新鮮だ。著者のアメリカ体験に基づくものであり、「日本語が〜」のベースになっているから、「日本語が〜」に関心を持つ人なら、おもしろいと思う。この本が書かれたのは、1995年であるよって、想定されている状況はそれよりちょっと前のバブルの頃あたりのようである。このころは、昨日話題にした多文化主義は出始めのようである。現在ほど深刻ではないにしても、マイノリティの地位が向上しだした時期である。日本人としてアメリカに生きることの難しさ・・・。いろいろと考えさせられる作品だ。


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