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オタク学入門

オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1))

岡田斗司夫

新潮社


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この本は1996年に書かれているが、今読んでもおもしろい。「2001年」の特撮の裏側とか、戦隊モノの放送内容がおもちゃメーカーの販売戦略とリンクしていることや、制作側の目で見る見方を提供している。アニメや映画作成の上での、決まり事・セオリーの重要性を言っているが、これは芸術作品における「制約」の重要性に繋がるだろう。制約の中でいかに自由に振る舞うかで、創造性を得ることができるのだ。

しかし、オタクの定義(そんなものは多分ないが)が、彼の言うものであるかというと、これはよくわからない。彼は立派なクリエーターでオタクの中でもエリート?だろう。また、文庫版あとがきにもあるように、書かれてから10年たって、状況はかなりかわっている。かつてはオタクが独占していた、マニアックで業界裏側的な情報もインターネットですぐに流通し、普通の人でも容易に入手できるようになった。皆オタクになってしまったわけだ。


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