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マルケヴィッチの幻想

“ベルリオーズ:幻想交響曲” (マルケヴィッチ(イーゴル))

幻想レビューもこれが最後。HMVのレビューで評判が良かったので聴いてみた。フランスのオケらしい華やかさのある演奏。録音も悪くない。ミュンシュ・パリ管よりもフランスっぽい(?)かもしれない(パリ管は良くも悪くもモダンでインターナショナルなオケだ)。フランス物をフランスのオケでちゃんと(録音で)聞ける体験は意外に少ない、と自分は思っているので、こういう録音があるのはうれしい(クリュイタンスの幻想は聞いてない)。しかし、CDの帯にあるような、卓抜な分析力というのはよくわからなかった。指揮者がテンポを恣意的にいじる場面があったりする。すっきりしたモダンで分析的な演奏を聞きたいのなら、ブーレーズを聞いた方がよいだろう。

クラリネット的には1st・Esともに悪くないと思うが、まあ、オールド・スタイルだろう(それがオケの華やかさに繋がっているのかもしれないけど)。


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