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M. Arnold, Divertimento for two B♭ clarinets

My演奏公開.今回はデュオで,イギリスの作曲家アーノルドによるディベルティメントという曲です.2本のクラリネットの掛け合いのおもしろさが楽しめます.急緩急緩急緩の6曲からなっています.4曲目がちょっと長いですが,少しがんばって最後まで聞いていただければ.中高生でもトライできる難易度の手頃な曲ですが,意外と知られていなくて,音源も少ないので(有料ではNaxosでの録音があるくらいと思う,YouTubeにも少ない)これは割と貴重な音源と思います.

Honegger, Sonatine pour Clarinette en La et Piano

自前演奏の公開.今回はオネゲルのソナチネです.暗さ(1.2曲)と明るさ(3曲)の対比が魅力的な作品です.1曲めのクラリネットの低音の暗い魅力,3曲めのジャズの影響などが聞き所になります.

Hindemith, Sonata for Clarinet B♭ and Piano

ヒンデミットはクラリネットのための魅力的な作品を多く残しています.例えば,シカゴ響のYehが録音残してます.

その中でも演奏機会が比較的多い,クラリネットソナタを録音してみたので公開します.

クラリネットらしい伸びやかな旋律を持つ第1楽章
ヒンデミットっぽい軽快な第2楽章
美しいメロディを持つ第3楽章
一転して軽快な第4楽章

お家でクラリネットアンサンブル用の録音を作ってみました for Bagatelle – ggszk’s music notes

最近、お家で音楽用のカラオケ的動画を作るのが少し流行っているので、影響されてこんなのを作りました。 Bagatelle by Grundman, for 1st part practice 先日、動画をアップしたBagatelleの1stパートの練習用です。2nd, 3rd, 4thの音が入っています。
— 読み進める ggszk.hatenablog.com/entry/2020/05/17/204759

同様に2nd〜4thの練習用録音です.

クラリネット四重奏のためのバガテル, グルンドマン作曲 – ggszk’s music notes

クレア・グルンドマン(Clare Grundman, 1913-1996)は、アメリカの作曲家で、吹奏楽や管楽器のアンサンブルの曲を多く作曲しました。このバガテルは、B管クラリネット4本のために書かれた小品です。全体に、明るく軽快で楽しい雰囲気の中、中間のゆっくりしたセクションとの対比があって、演奏していて楽しい曲です。楽譜は、Boosey&Hawkesから出版されています。 Bagatelle by Grundman for Clarinet Quartet
— 読み進める ggszk.hatenablog.com/entry/2020/04/26/163245

YouTubeにチャンネルを作りました – ggszk’s music notes

まだ一つしか動画ありませんが、少しずつソロやアンサンブルを公開、解説などしていこうと思います。
— 読み進める ggszk.hatenablog.com/entry/2020/04/20/001055

ggszkのクラリネットチャンネル

もう一つ出番:オルケストル・フランセ・デュ・ジャポン 第6回 定期演奏会

二月はもう一つ出番あります。ババールの2nd+Bassと牝鹿のBass

オルケストル・フランセ・デュ・ジャポン 第6回 定期演奏会

2020年2月22日(土)夜公演
タワーホール船堀 大ホール(都営新宿線船堀駅下車)

●プログラム
プーランク(フランセ編曲):『小象ババールの物語』
プーランク:バレエ音楽『牝鹿』組曲
プーランク:シンフォニエッタ

●指揮
小松 拓人

過去の演奏を(再)公開した

自分はかなり昔から自分の演奏(主にオーケストラのソロ)をインターネットに公開していた。それをまとめなおしてこちら(メニューの”My clarinet recording”)に(再)公開した。始めたころは、まだインターネットの黎明期で、その可能性をいろんな人達が探っていた。これらはそんな時代に、インターネットに音も置いてみようと思って、やったことである。後で結構恥ずかしかったと思ったが、見る人もほとんどいなかったので、それほど気にしてはいなかった。このブログはいろいろなサービスを渡り歩いているので(archiveを見ればわかるが、最初の投稿は1998年11月である)、そのうちにリンク切れしたり、(バックアップしてなくて)音声ファイルが失われたりして、聞くことのできない状態になっていた。しかし、現代はYoutubeやInstagramでプロも普通の人もどんどん演奏動画を公開する時代になった。その変化は驚くべきものだ。そんな時代に自分も、もう一度やってみようと思ったわけである。

再度、公開するにあたって、ファイルの対応が正しいかを確認するために、いくつか自分の演奏を改めて聞くことになった。ひどいな、と思うことも多かったが、なかなかおもしろかった。良くも悪くも、今はもう出すことのできない(少し個性的な)音がそこにはある。うまく説明するのは難しいが、この過去の演奏の中で、一番自分らしいと思うのは、JAO(日本アマチュア・オーケストラ連盟)大阪大会で、西本智実先生に指揮していただいた展覧会の絵である。このころは、自分で言うのもなんだけど、ほぼ思い通りの音が出てた(それが客観的によいかは別問題)。その後、ケガの影響でこのようなfat(あえてrichとはいわないが)なサウンドを出すことはできなくなった。人生で一番評判の良かった演奏は多分、JAO宮崎の不滅なのだが、「当時は全然褒められなかったけど、ケガする前の大阪のほうが全然よかったんだけどな」と自分では思っていた(こうして録音できくと不滅も結構微妙だけど)。

公開するのは、オープン化の精神でもある。プログラムのソースコードを公開するのと同じで、オープンにすると、客観的に自分が見れるし、がんばらなきゃとも思える。いい時代になったのか…は微妙だが。

牝鹿のストラヴィンスキーからの影響について

牝鹿をやるのは久々なのだけど、前からストラヴィンスキーのパロディのような曲だなと思っていた。だから、フランス的にやるべきだみたいな意見には少し違和感があった(フランス的ってなによ?…というのは別エントリで)。プルチネルラの影響は明らかと思われたが、その一方で作曲年代を考えると微妙?どっちが先?となったので確認してみた。

すると、これはWikipediaに載ってる程度の情報だった。「プーランク自身は、チャイコフスキーの『眠りの森の美女』のヴァリアシオン、ストラヴィンスキーの『プルチネルラ』や『マヴラ』の影響を受けたと語っている」だそうな(アンリ・エル『フランシス・プーランク』春秋社、1993年、40-47ページ)。
ちなみに作曲された時期については、以下の順序になる。

1913:春の祭典
1918:兵士の物語
1920:プルチネルラ
1922:マヴラ
1923:牝鹿(バレエ全曲版)
1928:八重奏曲(ストラヴィンスキー)

ストラヴィンスキーが新古典主義に転向してすぐに牝鹿は作曲されている。管楽器の使い方については、兵士の物語やプルチネルラの影響を強く感じる。マヴラは初めて聞いてみたが、確かにこれもよく似た作風である。また、自分はストラヴィンスキーのバレエ音楽の成功にあやかったのかな、と思っていたが、それはちょっと違うようだ。時代の変化にすばやく反応したとも言えるし、新古典主義に非常に共感したということなのだろう。プーランクからしてみれば、自分の性質に近い音楽がでてきて、これだと思ったのかもしれない。しかし、同じ新古典主義でもストラヴィンスキーはかなりエッジの効いた(若干クレイジーな)ラディカルなものになるのに対して、プーランクが書くと随分と角のとれて聞きやすい音楽になるのがおもしろいところだし、プーランクの(良い)個性なのだろう。同じ不協和音を使うのでもプーランクは調性が基本にあってそれを崩すようなやり方だが、ストラヴィンスキーは最初から壊れているというか、ずっと奇妙な使い方がされていると感じる。プーランクには牝鹿以前にそれほど目立った作品はないから、逆にストラヴィンスキーがプーランクの影響を受けた可能性は低そうだ。

次の出番:プーランク 牝鹿

牝鹿のバスクラを担当します。

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