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自由とは?:ハイエクを読む

隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】

F.A. ハイエク

春秋社


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横浜ルミネの有隣堂にも平積みされていました。最近は、安易な「市場原理主義批判」が多くなっていますが、そういう風潮の中でも、「じゃあ自由や市場って何だろう」という疑問を持って、ハイエクにたどり着いている人がいるのだと思います。私もそういう一人になります。この本は第二次世界大戦中に書かれ、ハイエクも一般向けと言っているように、普通の人でも読みやすいものになっています。自由が人類の発展にとっていかに重要であったかということ。計画的経済が、いかに人間の意欲を奪い、それだけでなく経済的・政治的・思想的自由の全てを奪ってしまうかということ。経済の自由と政治の自由は切り離せないこと。社会主義はモラルを画一化し、独裁主義に陥ること・・・等が述べられています。

社会主義失敗の予言の書です。これが1940年前後に書かれたのはすごいことだと思います。

自由というものの大切さを痛感します。この本は自分にとって、思想的なコアになることだろうと思います。


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