ホーム » clarinet » Prestige vs. Signature

Prestige vs. Signature

過去演奏を2つほど公開したが、この2つで使われている楽器は違う。
フィンガル → Crampon Prestige

タコ5 → Selmer Signature

Prestige→Signatureに変えた。古いPrestigeは売ってしまった。さて、上記演奏でその違いはわかるだろうか。Prestigeのほうが若干音が明るいというか、少し音が抜けている感じがある。また、音の移動に若干のニュアンスがある。Prestigeのほうが、何というか、音作りの自由度が高いのだ。Signatureに変えたばっかりのころは、えらく苦しくて、ちょっと失敗したかなと思ったけれども、しばらくしたら慣れてしまった。Signatureのほうが、暗いまとまった音は出しやすい。音程も安定する。
JAOに行ったときには、セルマー使いだと言うと驚かれたものだ。自分はセルマー吹きにしては、軽い吹き方なのだそうだ。セルマー吹きには(レシタルのような)重い楽器を無理矢理鳴らすというイメージがあるのかもしれない。まあでも、上記二つも大差ないとも言える。結局、音は人の要素が一番大きいのだ。


2件のコメント

  1. 素晴らしい演奏だと思います。特にPrivilageに変えられてからの音はよく通っていますね。
    僕もアマチュアの奏者で、参考にさせていただいております。
    録音は客席から個人のレコーダーでしているのでしょうか?

  2. コメントありがとうございます.恐縮です・・・.楽器は現在SignatureでPrivilageは使っていません(Prestige時代のほうが音は通っていたかもしれません).録音はホール1F中央にマイクを立てて録っているものがほとんどです(楽団で録音したものから切り出している).

ti へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

category

archive