ホーム » book » トヨタの闇

トヨタの闇

今話題のトヨタはこんなにひどい会社という本。出版は2007年なので少し前。巨大な広告費で反対意見を抑えてきたというのは、最近の報道でよく言われているが、少し早めにちゃんと指摘しているのは偉いのだろう。

しかし、その「闇」の内容を見てみると、それほど特別には思えない。過労死・第二労組・下請けいじめ等。あまり誉められたことではないが、統計的には示されておらず、特殊ケースの羅列で、それで企業の体質を判断できるというほどではない。リコール問題についても、出荷台数が多いんだから、まあこれくらいはあるのでは、という気になってしまう。タイトルほどは刺激的な内容ではない。

category

archive