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Blackberry機種変?

自分が持っているBlackberryは9000というモデルだ。OSを5にアップグレードして使っている。しかし、9000はアプリケーションメモリが少なく、OSだけでいっぱいになってしまう。最近、docomoからBlackberryのBold 9780が発売された。これはメモリが増量されていて、OSが6になっている。OS 6はブラウザの速度が改善されている。

少し価格調査してみたら、機種変で25000円程度で、比較的手頃な感じだった(ちなにに旧機種の9700が28000円程度で、価格が逆転している)。docomoのBlackberryもこれが最後のモデルになりそうな気もするし、決意して上大岡ヨドバシに機種変を申し込みに行ってきた。

で・・・順調に話が進みそうだったのだが・・・パケホーダイの契約でつまずいた。パケホーダイ・フラットか、パケホーダイ・ダブル2じゃないと、端末の割引がきかないというのだ。自分は、ネットはWifiを使って、パケホーダイ・ダブルの最低料金(390円)で使うことを想定していたので、これではダメである。端末の割引は、トータルで17000円くらいである(月々サポート)。パケホーダイ・フラットは、月々5460円、パケホーダイ・ダブル2は、月々最低2100円である。だから、端末割引分は、パケット代で取り返すということなのだ。

ちなみに、最初にパケホーダイ・ダブル2に入って、次の月から解約したらどうか、と質問したら、その時点で割引はなくなるということだった。月々サポートというのは、分割払いに対する割引の位置づけであって、パケホーダイ(フラットかダブル2)と常にセットでないと有効でないのだ。

ということで、しばらくは9000を使うことになりそうだ。しかし、9700の白ロムやSIMロックフリー端末も値段が下がっているので、少し魅力・・・

Magic Tracpad

Macの新OSであるLionを十分に体験する意味でも、そろそろマウスからトラックパッドに移行する時期かなと思い、会社と自宅で、Magic Trackpad を購入した。Magic Trackpadは発表された当初、銀座のAppleStoreで試したが、あまり精度が出ないこと等から、やはりマウスがいいかと思っていた。最近は、スワイプ等のアクションを多く使うようになってきたので、Macbookのトラックパッドを使う機会が増えてきて、思い切って移行することにした。

最初右手のみの操作にこだわったら軽い腱鞘炎になってしまった。例えば、Windowをドラッグして移動することは、Magic TrackPadなら片手でできる。しかし、手への負担が大きいようで、それからは素直に両手も使うようにした。今は快適に使えている。精度の問題も気にならない。現在、spacesのスペース切り替えに4本指のスワイプに割り当てているが、これがかなり快適である。すっかり、spacesが気に入ってしまった。Lionになれば、さらに使い勝手がよくなるだろう。来週のLionのリリースが楽しみである。

Blackberryが復活

携帯環境を見なおして、データ回線を新規に契約して、ポータブルWifi+iPod touch+ガラケー(電話のみ)の組み合わせで使っていたのですが、ガラケーの使い勝手が極めて悪いので、以前使っていたBlackberryを復活させることにしました。Blackberryを利用するときは、Blackeberry Internet Seivice(BIS)を必ず契約する必要があるのですが、それが以前は月1500円で負担が大きかったこともやめていた理由でした。しかし、その後490円に値下げされました。BlackberryのインターネットもポータブルWifi経由にすれば、最小限にパケット代を節約できるかもしれないので、試してみることにしました。

BIS(490円)と、使い過ぎが怖いのでパケホーダイダブル(最低390円)を契約しました。3日ほど使ってみましたが、最初に多少パケットを使いましたが、398円で止まっています。この調子なら1000円以内(タイプSSバリューの定額範囲)でもいけそうです。しかし、やはり何かのトラブルでパケット使い過ぎの可能性があるので、このままの契約で様子を見ようと思います。月約900円プラスでBlackberryに移れそうです。データ通信が月4200円であることを考えると(パケホーダイフラットは5460円)、端末台数が多い問題はありますが、損はしてません。

この次は、Blackberryの日本での最新機種Bold 9780を買うか迷うところです。2万円前後で入手できるらしいです。また、いっそのことAndroidへという案もあるのですが、キーボードの点でBlackberryは捨てがたいです。

ヴィルシャーのリードを試した

石森では結局マウスピースを買わなかったので、リードを買って帰った。Vandorenの青箱3番と、ヴィルシャーのNo 301(フレンチカット)の2+1/2である。ヴィルシャーのリードは初めての購入である。店の人のアドバイスで1/2くらい下を買ったほうがいいということでそうした。No301は青箱に近く、No302は銀箱に近いということなので、とりあえず301にしてみた。

試した見たところ、青箱はまたもや吹けるものがなかったが、ヴィルシャーのほうは1枚、使用に耐えそうなものを見つけることができた。全体の抵抗感としてはそれほど違和感ない感じである。ヴィルシャーのフレンチカットは、Rico等に比べるとVandorenに近い印象を受けた。違和感は少ない。しかし、やや抵抗感があり、芯のある音が出る感じである(これはドイツ系のリードに共通している気がする)。自分は芯のない音を出すのがポリシーなので、ちょっとイメージと異なる。ソロで使うには機動力が足りない感じだが、オケでベートーヴェンならある程度ごまかせるかもしれない。

まあ、どんなリードもまぐれで一枚くらい良いものがあることはあるので、これで最終的にどうこうは言えないが、とりあえずこれで試してみることにする。また、302のほうも試してみたいと思っている。

ヴィルシャーのマウスピースを試した

前から一度試してみたいと思っていた、最近、結構な人達が使っているヴィルシャーのマウスピースを試してみた。石森で40BとWSを試した。40BはB40に近いモデルで、WSは新しいモデルでロングフェイシングのモデル(M30くらい?)である。

最初、店の人が一本ずつしか持ってこなくて、そのWSが全然ダメだったので、その時点でWSはやめてしまった。もしかしたら、他のも試していたら印象は違ったかもしれない。M30に近いという感じでもなく、とにかくよくわからないという感じだった。

一方、40Bは、ほぼB40に近いモデルという印象を持った(ホームページには開きがB40よりも若干広めと書いてある)。合うリードはほぼ同じで(自分だと3番)、音の傾向も似ている。しかし、40Bのほうが若干暗めで、音がまとまりやすい。ただ、自分には若干中音域が詰まるような感覚があって、発音も若干しづらい印象を受けた(ただし、発音は慣れが大きいので問題ないかもしれない)。5本試したうち、2本はちゃんと音が出て、1本は買ってもいいかもと思ったが、2.5万近く出すほど今持っているB40との差は感じなかった。自分には、よりクリアで自由度が高く工夫の余地があるB40のほうが今のところ好みかもしれない(音をまとめるのに楽をするのなら、40Bはいいかもしれない。40Bも良いマウスピースだとは思う)。

ネットでちょっと調べたら、個体差が大きいというコメントがあったが、自分はそれほどでもないと思った。勿論、Vandorenに比較したら個体差はあるが、先日Clarinet shopで試した、何とかいう高級マウスピースに比べたら全然小さい(同じ型番とは思えないくらいバラついてた)。

注意が必要なのは、ややピッチが低いことである。備え付けのチューナーで低いことに気づいたが、ネットでも低いという指摘を幾つか見つけた。ドイツのマウスピースが低いとは想像しなかったので驚いた。

Vandorenのマスターシリーズを試した

Vandorenのマウスピースの最新モデルを試してきた。最初アクタスで試そうと思ったが、在庫が全然ないということで、石森管楽器に行ってきた。CL4・CL5という2種類のモデルがあるが、より開きの大きいCL5を試した(自分は開きの狭いマウスピースは吹けないのである)。

このマウスピースの特徴は、形状がやや特殊で(どう特殊なのかはよくわからない)専用のリガチャーを使う必要があることである。実物を見たが、確かに普通のマウスピースよりは円錐に近いような形で、専用リガチャーはそれにあっている。普通のフランス系のリガチャーでは無理そうである。これには、意地の悪い自分は不信感を持ってしまう。抱き合わせ販売にしか思えない。形状から再デザインしたということなのかもしれないけど・・・ちなみに試奏に使ったのは、おそらく専用リガチャーの中で一番安いものだったと思うが、作りはちゃちい感じで、最近はやりの高級リガチャーを使っている人はがっかりするだろう。

在庫は一本しかなかった(だからその個体の印象でしかない)。吹いてみた印象であるが、ざっくりとはM30に近い感じである。リードはV12 3 1/2のやや固めであいそうな感じ。しかし、自分には結構好印象だった。ピッチがバチっと決まる感じだし、音もクリアに出そうである。何本かから選ぶことができれば使ってもよいかもしれないと思った。次の演奏会が終わって、しばらくしてアクタスに在庫が揃うようになれば、もう一度試しに行ってもよいかもしれない・・・でも専用リガチャーってのは減点材料ではあるが。

 

リード問題対策で石森に行ってみた

Vandorenのリードがあわなくなった問題の解決のために、マウスピースを探しに石森管楽器に行ってみた。試そうと思ったのは、B40 profileとM30という最近使ってた2種類と、最近VandorenからでたマスターズシリーズのCL5(開きが広いほう)と、最近(でもないか)はやってるヴィルシャーの40BとWSの計5種類。

細かい話は別エントリに書くことにして、全体的な話だけ。まず、最近B40を多めに吹いていたせいか、M30とWSはあまりピンと来ないで脱落。CL5は良い印象だったが、一本しか在庫がなく、それで買うほどの勇気はないのでやめ。で、B40と40Bを数本吹いてきたが、今吹いているB40に比べて特別良いものがなかったので終了・・・リードだけ買って帰ってきた。

わかったのは、自分の現在のリードの選び方はそれほど間違ってはいなくて、自分が今使っているB40も特別なものではなく標準的で良いものだったということ。

・・・ということで、仕方なくやはりリード側で何とか解決するしかないとなったのでした。

Vandorenのリードが使えなくなった

最近のVandorenのリードは、湿度対策のためなのか1枚づつ包装されている。その包装が始まった頃か、その少し後くらいからだろうか、自分に合うリードがほとんど見つけられなくなってきた。どんな感じかというと、とにかく抵抗が強すぎてほとんどまともに音が出ないのである。買う店を変えてみたり(店によって保存状態とか在庫の古さとか違うので店によって差がある場合もある)、それなりに投資したのだけど状況は変わらない。また、自分は通常は3番(B40の場合)を使うのだけれど、21/2にしてもなお見つからないのである。これは異常な状態だ。

もしかしたら、年をとって抵抗のあるリードが吹けなくなってきたのかもしれない。このように、合うリードが見つからないという時期は、これまでも何度もあった。こういうのは大抵、自分のコンディションに問題があることのほうが多かった。しかし、今回はちょっとそうでもないような気がしてきた。

最近は、B40にマウスピースをチェンジして、昔買って多く残っていた古いリードでしのいでいたが、残り物なのでちゃんと吹けるリードを見つける確率は小さく、そろそろ限界になっていた。

こういう時の自分の対処方法は、リードにマウスピースを合わせることである。マウスピースは必ずどのリードで吹くかということを想定して選ぶ必要がある。単に吹きやすければよいというわけではない。例えば、3番で吹くことを想定するのなら、平均的な3番の堅さにちょうどよい抵抗のマウスピースを買う。そうしないと、リードを選ぶときに苦労するからである。よって、現在、流通しているリードにちょうど良いマウスピースを探しに行くことにした。

・・・ちょっと長くなったので、続きは別エントリで

音楽評価の難しさ:神奈川ギター新人ギタリストオーディション

自分は吹奏楽出身だから、コンクールやコンテストをかなり経験している。理不尽な判定で負けたこともあるし、逆に疑惑の判定で辛くも予選を抜けた経験もある。そんな自分が久々にそういう採点付きのイベントを聞いた。それは、神奈川ギター協会の新人ギタリストオーディションである。地元の杉田劇場が会場だったので、会場視察も兼ねて行ってみた。自分はギターに関してほとんど知識がないし、CDもほんの少ししか持っていない。 なので、自分の耳は全く信用にならないのであるが、自分の聞いた感じと審査の結果はかなり異なっていた。

結果は、ホームページにあるように、

入賞:松澤結子

入賞:原田斗生

入賞:佐波岳

入賞:田中春彦

入賞:西村拓也

であった。どうも、これがそのまま順位になっているらしい(ここ で松澤さんが一位ということ等から推測。正式には未確認)。ここからは私個人の勝手な感想を言ってみる。

まず、2位と推測される原田さん。彼は9歳だということである。小さい体に大きなギターでちゃんと演奏するので驚かされるのであるが、入賞に値する演奏とは私には思えなかった。確かにそれなりに音楽的に弾いているのではあるが、特に自由曲に舞曲的なリズム性がなく(ガボットとジーグだった)、ジーグでは6つの音が転びまくり、今後に期待なのかと思われた。

気の毒だったのは、入賞に漏れた島田賢さんだった。本選に残った7人の中で最下位という結果だったが、自分はそれほど悪くないと思った(4位くらいに予想)。おそらく自由曲の選曲ミスだろう。かなりモダンで意欲的な作品を選んでいたが、審査員にウケなかったのだろう。こういう曲を選ぶときは、よっぽど隙なくやらないと叩かれてしまう。

1位の松澤さんにも驚いた。ここによると、世界の名器を使っているのだそうだ。自分の耳がタコなのだろうが、ぱっと聴いてすごい良いと思うほど良い音は思わなかったし、演奏もあまり正確だとは思わなかった(予選より出来は良かったが)。しかし、会場では彼女が一位だろうという声も聞こえていたので、ちゃんとした人が聞けばそうだったのだろう。

自分の予想では、田中さん・佐波さんが1位を争うのではと思った。田中さんは本選で10代の若い人が多かった中で、一人大人の演奏をしていたと思う(と言っても20代だと思うが)。音も音楽も魅力的だった。素人が聞くと彼を評価しそうな気がする。

佐波さんは若手(見た目中学生?)だが、自分には彼が一番正確に弾いているように思えた。本選の課題曲のタレガのプレリュードNo1は、講評で審査員が難しかったと言っていたが、確かにそのとおりで、自分の聞いた感じでは、その(魅力的な)コード進行をきちんと弾けている人が(本選であるにも関わらず)ほとんどいなかった。そんな中で彼はかなり正確にやっていた。ただ、若干音楽に硬さがあるのが惜しいと思った。

最後の入賞の西村さんは、他の入賞者に比べると正確性が欠けるように感じられたし、特別な魅力も感じなかった。

この下に次点の若手がいたのだが(名前は忘れた)、彼の演奏はなかなかよかった。ただ、曲間をほとんど空けなかったり、結構大胆な感じの態度で、大丈夫かなーと思ったが、入選から漏れてしまった。表現が良いと思えるところもあったので惜しかった。

教訓と思えることは、現代曲をやるときは隙を見せちゃいけない、子供や障害者が相手のときは完膚なきまで叩きのめさないと負けてしまう、と言ったところだろうか。吹奏楽もギターも似たような世界だなと思った(吹奏楽の世界では20世紀以降の音楽をほとんど理解していない人が審査をしていることがふつーにある。ギターはそんなことはないだろうが・・・)。

ブロムシュテットのヒンデミット集

“Orchestral Works” (Hindemith, Sfs, Lgo, Blomstedt)

ヒンデミット大好き人間(好きな作曲家ベスト5に入る)である私の愛聴盤である。オケはサンフランシスコ響である。オケに力がないのではないかと思って、買わない人もいると思うが、この組み合わせは結構良い仕事をしていると思う。他にシベリウス交響曲全集がでているが、これも好演である。非常に録音が良いのが特徴である。バランスよく豊かな響きで録音されている。

一番好きなのは、「ウェーバーの主題による交響的変容」である。軽薄と言われようと、でもかっこいい。このモダンとクラシカルな感じが入り交じった独特な雰囲気がとてもよい。あの変態的なマーチがとても・・・。この曲には、アバド・ロンドン響の名演もあるが、この演奏も甲乙付けがたい(一方、アバド・ベルリンはイマイチである)。クラリネット的には3楽章の出だしにソロがあったりはするが、それほどおいしいという曲でもない。ヒンデミットはクラリネットに名曲を残していると思うが(ソナタ・五重奏)、オケ曲ではそれほど魅力的なソロを残していないような気がする。一度はやってみたいと思うが、アマチュアが簡単に取り組めそうな曲でもない(スコアを見るとシンプルでびっくりするが)。というより、選曲してもらえないだろう・・・

 

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