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ブラームス「クラリネット五重奏曲」

演奏:Karl Leister, Amadeus Quartet
出版:Gramohpone
評価:☆☆☆
感想:(1965)クラリネットはやや表現が固め・あっさりめに感じます。ブラームスはもっと濃くやっても?弦とソロがイマイチ融合していないような・・・弦は弦で、ソロはソロで世界を作っているような・・・

ブラームス「クラリネット五重奏曲」

演奏:Sabine Meyer, Wiener Streichsextet
出版:EMI
評価:☆☆☆☆
感想:(1990)出だしのくだりはちょっとやり過ぎの感もあるが、全体に表現は結構いい感じ・・・弦の甘めの音色もよろしいが、この曲に関しては、もっと厳しいほうが好みです。一緒に入っているIsang Yunの五重奏もいい雰囲気。

室内楽のCD

ブラームスの五重奏は、最初に聞いたのがゴイザーの演奏でして、それの印象が強すぎて、どれを聞いてもそれほど良いと思わない。ゴイザーの演奏は今CDでは手に入らないようなのが残念です。あとは、ルジーハ+スメタナ四重奏が、ソロはきらいだが、バックが良いので昔愛聴してました。この曲は、自分にとってはソロよりも弦がかなり重要なので、なかなか好みの演奏に出会うのは難しいです。この曲のプリンツ・ウラッハは、CDを持っていないので買わなければ。ウラッハは、ちょっともったりしていてあまり好みではなかった気がする・・・

モーツァルト「クラリネット協奏曲」

演奏:Karl Leister, Karajan/Berlin Phiharmonic
出版:EMI
評価:☆☆☆☆
感想:カラヤン節バリバリの流麗かつ華麗なモーツァルト(1971)。最近こういう演奏ははやらない。でも、残響大目の録音で、ライスターのクラリネットは、透明感が高くとても美しい。ただし、固めの昔のライスターの音です。私が初めてこの曲を聴いたのがこの演奏なので、かなり愛着があります。中学校のときにこの演奏を一生懸命コピーしようとしていた。ついでですが、最近はこの曲を、普通のクラリネットよりちょっと長いバセットクラリネットでやるのが主流(?)らしいですが、録音を聞く限りではふつーのクラリネットでやったってかまわないんじゃないと思うのは私だけだろうか・・・

モーツァルト「クラリネット協奏曲」

演奏:Karl Leister, Marriner/Academy of ST martin in the fields
出版:PHILIPS
評価:☆☆☆
感想:1988年録音。私の今もっているLeisterのこの曲の演奏は、これと、下のカラヤン版との2つのみです。軽快なテンポで始まりますが、イマイチオケは美しくないような・・・。ライスターは、変身(?)後の柔らかい音となっています。でも、演奏の質は必ずしも良いとは思えない。音は良いが、何か流している感じというか、伝わってこないというか・・・カラヤン版のイメージが強すぎるのかもしれません。指揮がきらいかも。

モーツァルト「クラリネット協奏曲

演奏:Ernst Ottensamer, C.Davis/Wiener Phiharmoniker
出版:PHILIPS
評価:☆☆
感想:1992年録音。初めてOttensamerのソロをちゃんと聞いてみました。率直に言ってこの魅力のない音は・・・ウィーンのクラリネットはいつのまにこんなになっちゃったんでしょう。かといって、何か新しいものがあるわけでもないし。フランスやアメリカからは、(好みはあろうが)新しい才能がいっぱい出ているというのに・・・きっと、録音が悪いに違いない・・・。

モーツァルト「クラリネット協奏曲」

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演奏:David Shifrin, G.Schwarz/Mostly Mozart Orchestra
出版:DELOS
評価:☆☆☆☆☆
感想:1985年録音。私が持っているこの曲の演奏の中では、一番お好みの演奏です。美しく落ち着いた演奏を聞かせてくれます。バックのサポートも悪くない。評論家の評価もそこそこ高い有名な演奏ですが。

モーツァルト「クラリネット協奏曲」

演奏:Gervase de Peyer, P.Maag/London Symphony Orchestra
出版:LONDON
評価:☆☆☆☆
感想:1959年録音。録音の古さは感じさせない。とても良い録音。これは意外に良いです。出だしからビブラートをかけたイギリス風の演奏ですが、演奏自体は非常にしっかりしていて、美しいものです。やはり、ペイエは偉大だと再認識しました。イギリス風(若干ビブラート+高音域が独特の派手さ)が苦手じゃない人にはオススメ。

モーツァルト「クラリネット協奏曲」

演奏:Eric Hoeprich, F.Bruggen/Orchestra of the 18th Century
出版:PHILIPS
評価:☆☆☆☆
感想:1985年録音。いわゆる古楽器による演奏。指が大変そう・・・古楽器らしい響きが美しい演奏です。ですが、Hoeprichに関しては、ソロよりもオケで吹いているときのほうが好みかもしれない。

モーツァルト「クラリネット協奏曲

演奏:Sabine Meyer, H.Vonk/Staatskapelle Dreden
出版:EMI
評価:☆☆☆☆
感想:1990年録音。音的にはイマイチなのかもしれませんが、こののびのびした感じは私は結構評価します。新鮮です。 Sabine Meyerのモーツァルトはアバドとの新しい録音も出てますね。レコード屋試聴ではあまり良い印象ではなかった。のびのび感があまりなかった気がします。

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