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次の出番:戸塚区民オケ サマーコンサート

スペイン奇想曲の1stと禿山の2ndを担当します。

・日時:2012年8月4日(土)13:30開演
・場所:神奈川県立音楽堂
・指揮:井崎正浩
・演奏:戸塚区民オーケストラ
・曲目:
  A・ドヴォルジャーク/交響曲第9番「新世界より」
 N・リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲
 M・ムソルグスキー/交響詩「禿山の一夜」

次の出番:戸塚オケ24回定期

謝肉祭の1st ClとオルガンのBass Clです。

戸塚区民オーケストラ 次回演奏会のご案内

創立30周年記念 第24回定期演奏会 ~祭り~

日時 : 2012年2月26日(日) 14:00開演 (13:20開場)

場所 : 横浜みなとみらい大ホール

指揮 : 井﨑正浩(戸塚区民オーケストラ常任指揮者)

チェロ独奏:古川展生(ふるかわのぶお)東京都交響楽団首席チェロ奏者

曲目 : ドボルザーク/序曲「謝肉祭」 イ長調 作品92

      ドボルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

      サンサーンス/交響曲第3番 ハ短調作品78 「オルガン付」

入場料:前売り券1000円、当日券1500円(いずれも全席自由)

持ち替えはしんどい

blogで書くようなことでもないかもしれないが、やっぱり持ち替えって難しい。A・B管だけならともかく、BassやEsが交じると、すべてをちゃんとした精度で吹くことってできない。基本的には正しい吹き方さえしていれば、すべて共通であるのはセオリーなんだろうけど・・・

自分の場合、多分、 Bassを吹くときに何か吹き方が間違っているんだろうと思う。だから、並クラに戻るとぐちゃぐちゃになる。少し吹きすぎというか力が入っているのかもしれない。

シェーンベルクのBass持ち替えを完璧にやってた、伊藤(圭)さんは本当にすごいと思う・・・

メシアン四重奏の楽譜購入

写真.jpg

ヤマハ藤沢店で期末半額セールの楽譜をあさっていたら、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」のパート譜があったので衝動買いしてしまった。半額で3200円だった。一瞬得したように思ったが、冷静に考えてみると、最近は個人輸入が自由にできる時代だから、そのほうが安かったかもしれない・・・

学生時代はポケットスコアしか買う金がなく、それを見ながら練習した。鳥たちの深淵だけは、昔、会社のサークルの出し物でやったことがあるが、スコアのコピーを切り貼りしてやった。こうしてちゃんとすべての楽譜を買えるのは感無量である・・・

久々に吹いてみると、いろいろといい加減に吹いていたことに気づいた。楽譜がちゃんと読めていなかったようだ。まあ、この曲を将来やる可能性はほとんどないだろうが。またソロだけどこかでやってみるか・・・

V12(リード)販売という実質値上げ

少し前にバスクラのV12が販売になったのだけど、最近、普通の青箱からちゃんとしたリードが選べなくなってきた。バスクラのリードの選択では、これまでそれほど困ったことはなかった。5枚の1箱を買えば、1枚くらいはまともに使えるのが入ってて、3枚くらい使えることも珍しくなかった。これは自分がバスクラでシビアなこと(ソロとか)をやっていないという事情もある。しかし、最近はかなり薄め(抵抗が小さい)のリードが多く、ほとんど使えなくなってきた。

V12を試してみたが、カットが違うのですぐ思うようには吹けないが(荒くなる感じ)、しかし、多少はましなような気がする。そのうちV12に慣れて移行しそうである。

何か、値段の高いV12に誘導されている気がするのだ。これは妄想である可能性も高い。誰か、測定器で測って、実際のところどうなのかというのを報告してくれないだろうか・・・

Vandorenロックインから解放されないと未来はないかもしれない・・・(並クラが最近特に深刻)

過去演奏を更新

時々、過去の演奏録音にアクセスがあるようなので、リンク切れを修正した。しかし、全部は修正しきれていない。meとrecordingタグでいけるエントリは全て直した。さらに古いエントリは直せていない。このブログはあちこち渡り歩いてここに到達しているので、その間にいろいろあって、かなりのリンク切れを生じていたのだった。

自分演奏をupするのは趣味が悪いとは思うが、オーケストラのソロのみの録音は、演奏の良し悪しは無視していただいて、結構参考になるのではと思ってやっている。あまり知られていない曲にもおいしいソロがあったりするから、そういう曲は、是非世のアマオケクラ吹きに取り上げていただきたい。

本番終了:ダンテ交響曲

もうちょっとうまくいくと思ったんだけどな・・・ということで個人的に微妙な出来でした。残念。それにしてもこんな曲をやらせてもらえることは一生にそうないのでありがたいことです(棚ボタだったが)。ダンテ交響曲はリストの新しもの好き的な感じが出てて、私は好きでした。ちょっと映画音楽の先駆けっぽい感じです(伊福部昭とか?)。

WordPress.comでの音楽プレーヤーの表示方法がわかったので、久々に自分の演奏をupしてみた。1楽章に2回の無伴奏のソロがある。1回目は上昇で引っかかって、2回目は三連符で引っかかった。楽器をきちんと調整するのも大事です・・・音程微妙・・・うーん

1回目:

2回目:

最近の幻想はEs Clの装飾音符が違うらしい

先日、幻想のEs Clの練習トラをやった(Es Clをオケで吹くのは初めて)。諸処の事情で、使用する楽譜を当日に受け取ることになっていたので、オケスタ等を見て事前に練習していた。で、いざ練習当日、正式な楽譜で吹いてみたら、練習していた楽譜と装飾の入れ方が違っていて面食らった。

練習していた楽譜はこれである(第5楽章の48〜53小節を抜粋。この箇所以外は一致している)。こちらのほうが一般に馴染み深いのではなかろうか?

es_other

で、こちらがその団体で使用されていた版。ベーレンライター版である(楽譜には1972とある)。

es_beren

装飾音符が増えていることもあるが、一番大きな差異は52小節目のトリルの有無だろう。

まず、最近、幻想のCDを大量購入していたので、どうしているかを確認してみようとした。確認対象は、カラヤン(フィルハーモニア)・クレンペラー・ガーディナー・ミュンシュ(フランス国立・パリ管)・ブーレーズ(ロンドン響)・アバド(シカゴ響)・マルケヴィッチである。しかし・・・細かい装飾音符のほうは正直分かりづらくて、面倒になったのでちゃんと確認できていない。多分、上の楽譜のパターンのほうが多い。52小節目でトリルを入れていないのは、ガーディナーだけだった。私の持っていた録音は古いものが多かったので、このような結果になったのであろう。1972年に「初めて」この形で出版されたのであれば、それ以前の録音であるカラヤン・ミュンシュ・ブーレーズ等にそれが反映することはありえない。私は楽譜に詳しくないのだが、最近はベーレンライター版を使う機会は多いし、これが今後の標準になっていくのであろうか。比較的新しい録音でも確認してみたいところだ。

本来、どうすべきか?ということも、素人ながらちょっとだけ考えた。まず、細かい装飾音符は普通に考えて入れたほうがよいという気がする。その前後から考えて、その辺りの装飾の少なさは違和感がある。52小節目のトリルは、素人的視点からは入れちゃってダメなのかなぁという気もする。このトリルは割りと鳴りやすく気持よく鳴らすことができるからだ。しかし、入れるべきかを前後の関係から論理的に推定することができない。ここの箇所は2小節の上昇下降パターンが4回繰り返されている。その4つでそこ(1小節目の2泊目)のトリルのあるなしを言うと、上の楽譜が「なし・ある・ある・なし」、ベーレンライターが「なし・ある・なし・なし」となる。これがシンメトリーになっていたりすれば、そっちが正しいんじゃないか?という邪推もできるのだが、そうはなっていないのだ。

このようなメジャーで身近な曲で、こんなに大きな違いがあるということが驚きだったので、ちょっと詳しく書いてみた。プロの意見も聞きたいところだ。アマオケ奏者も知っておいてよい知識だと思う。

ヴィルシャーのリードを試した

石森では結局マウスピースを買わなかったので、リードを買って帰った。Vandorenの青箱3番と、ヴィルシャーのNo 301(フレンチカット)の2+1/2である。ヴィルシャーのリードは初めての購入である。店の人のアドバイスで1/2くらい下を買ったほうがいいということでそうした。No301は青箱に近く、No302は銀箱に近いということなので、とりあえず301にしてみた。

試した見たところ、青箱はまたもや吹けるものがなかったが、ヴィルシャーのほうは1枚、使用に耐えそうなものを見つけることができた。全体の抵抗感としてはそれほど違和感ない感じである。ヴィルシャーのフレンチカットは、Rico等に比べるとVandorenに近い印象を受けた。違和感は少ない。しかし、やや抵抗感があり、芯のある音が出る感じである(これはドイツ系のリードに共通している気がする)。自分は芯のない音を出すのがポリシーなので、ちょっとイメージと異なる。ソロで使うには機動力が足りない感じだが、オケでベートーヴェンならある程度ごまかせるかもしれない。

まあ、どんなリードもまぐれで一枚くらい良いものがあることはあるので、これで最終的にどうこうは言えないが、とりあえずこれで試してみることにする。また、302のほうも試してみたいと思っている。

ヴィルシャーのマウスピースを試した

前から一度試してみたいと思っていた、最近、結構な人達が使っているヴィルシャーのマウスピースを試してみた。石森で40BとWSを試した。40BはB40に近いモデルで、WSは新しいモデルでロングフェイシングのモデル(M30くらい?)である。

最初、店の人が一本ずつしか持ってこなくて、そのWSが全然ダメだったので、その時点でWSはやめてしまった。もしかしたら、他のも試していたら印象は違ったかもしれない。M30に近いという感じでもなく、とにかくよくわからないという感じだった。

一方、40Bは、ほぼB40に近いモデルという印象を持った(ホームページには開きがB40よりも若干広めと書いてある)。合うリードはほぼ同じで(自分だと3番)、音の傾向も似ている。しかし、40Bのほうが若干暗めで、音がまとまりやすい。ただ、自分には若干中音域が詰まるような感覚があって、発音も若干しづらい印象を受けた(ただし、発音は慣れが大きいので問題ないかもしれない)。5本試したうち、2本はちゃんと音が出て、1本は買ってもいいかもと思ったが、2.5万近く出すほど今持っているB40との差は感じなかった。自分には、よりクリアで自由度が高く工夫の余地があるB40のほうが今のところ好みかもしれない(音をまとめるのに楽をするのなら、40Bはいいかもしれない。40Bも良いマウスピースだとは思う)。

ネットでちょっと調べたら、個体差が大きいというコメントがあったが、自分はそれほどでもないと思った。勿論、Vandorenに比較したら個体差はあるが、先日Clarinet shopで試した、何とかいう高級マウスピースに比べたら全然小さい(同じ型番とは思えないくらいバラついてた)。

注意が必要なのは、ややピッチが低いことである。備え付けのチューナーで低いことに気づいたが、ネットでも低いという指摘を幾つか見つけた。ドイツのマウスピースが低いとは想像しなかったので驚いた。

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