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ポストモダンと自由

自由を考える—9・11以降の現代思想 (NHKブックス)

東 浩紀,大澤 真幸

NHK出版


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日本の現代思想で、東浩紀が出てきたので、ちょっと読んでみました。ものすごくざっくり言うと、現代というのは、目に見えにくい権力(セキュリティのようなもの)によって自由を奪われている。近代的な超越的なものも後退している。このような状況で、思想は力を持てるのか?・・・という感じですかね。東の「動物的」ってキーワードがポストモダンを都合良く説明するキーワードとして出てくるが、そんな都合良いものなのかな・・・と素朴に感じる。思想が力を失っているのは、そうかもしれないけど、オウムとか連続殺人犯とかで、現代を象徴させるって論法は、古いというか、食傷気味というか、特異点で一般論を展開するのって、無理あるんじゃない?と突っ込みたくなる。この本が出たのは2003年だから、イラク戦争も終わって、不況に陥っている今になってみればもはや古いのかもしれない。


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