エコノミストの金融危機への見解がいろいろ出てきています。
森永卓朗氏は、それみたことかという感じで発言しています(調子にのって欲しくないですが・・・)。
大前研一氏は、商品が悪かったという見方をしています。まだ市場を信じてますね。
気になるのは野口悠紀夫氏の見解です。まだネット上では出ていないようですが、彼は、日本は世界的なビジネスモデルの変化に乗り遅れていて、イギリス等の金融へのシフトを見習うべきだと言っていました。私のブログでも本を紹介しました。しかしシティは今回の金融危機で大きなダメージを受けています。
自分が懸念するのは、今回の一件で一気に市場否定主義に傾いてしまうことです。原始的な共産主義のようなものが再燃しそうな予感がします。冷静に国の方向性を判断していってほしいと思います。