トッパンホールのシリーズ<生誕100年記念メシアン−光と闇>
の組チケット(6000円×2が10000円になる)を購入して、その第一回の、
「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
を聴いてきました。「すごい」の一言に尽きるのですが、まあ、本当に凄まじい演奏でした。ムラロは名前すら知らなかったのですが、こんなメシアン弾きがいるとは驚きでした。メシアン弾きとして著名なベロフ(軽め)やエマール(技巧派)とはまた違ったタイプ(ちょっと表現が見つからない)ですが、全然ひけをとらないと思いました。客席はほぼ満席でした。
完全に打ちのめされて帰ってきました・・・。
ちなみにアンコールは無しでした。あの凄い演奏の後にできるアンコールはないなと思いました。
さて次回のピアノは(世の終わりのための四重奏ですが)エリック・ル・サージュです。果たしてどこまでこのレベルに近づけるでしょう・・・。
ニコ動での動画があるので、見てみてください。神演奏です。
メシアン:20のまなざし ‐ 6.御言葉によってすべては成されたり