アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ) 飯山 雅史 中央公論新社 このアイテムの詳細を見る |
追跡・アメリカの思想家たち (新潮選書) 会田 弘継 新潮社 このアイテムの詳細を見る |
今、一番気になる国といえば、アメリカ・・・ではないでしょうか。金融危機の震源地・大統領の交代・保守勢力の弱体化・・・。
アメリカを知る上で参考になる本を2冊ほど読んでみました。両者ともに、「リベラル」・「保守」といった、日本とのアナロジーのようなナイーブな理解ではとらえられない言葉について、詳しく解説されています。前者は、右派の歴史(建国当初の状況から現代のネオコンまで)的な経緯を知ることができます。後者は、ちょっと多くの思想家を取り上げているので多少散漫な感じはするのですが、アメリカ的な保守思想からリバタリアンまで知ることができます。
自分はアメリカをほとんど知らなかった(もっと世俗的な国だと思っていた)ので、参考になりました。おもしろい2冊です。