風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
著者:青柳 恵介 |
最近、白州次郎がはやっているのだそうです。NHKのドラマでも取り上げられました。自分は全く知らなかったので、とりあえずこの手頃な一冊を読んでみました。
戦後を作った重要な人物なんですね・・・(日本国憲法の誕生・サンフランシスコ講和条約・通産省立ち上げ)。吉田茂の側近として活躍する。
若い頃(戦前)にイギリスに留学して、その思想に影響され、お洒落なことでも知られた。英語に堪能(これが後々生きる)。
曲がったことが嫌いで、非常に口が悪かったらしい。
かなり不思議な人ですね・・・
でも、自分とはほとんど重なる所がないかなあ。自由・平等・・・という点では近いところもあるのだけれど、あの貴族趣味みたいなのは自分には無縁だな。