シシリエンヌはフルートの曲だ。しかし、終結部に重要なソロがクラリネットに割り当てられている。
分散和音で上がるクラリネットの典型的なソロだ。こういうのはきちんとやらなければならない。スタートがmfだから結構思い切って入る必要がある。上昇音型でのdimはちょっと難しいが、自分はあまり意識せず(意識すると貧弱になりそうだったからだ)、登り切ったところでちょっと減衰するくらいにして、dimの位置を後ろに下げるという方針をとることにした。さて結果はどうだったか・・・失敗・・・。上昇しているときにバックとずれた(後ろにも責任はある)。自分は基本的にサクサクと行きたいので、ちょっと待つ感じになってしまった。そして最高音に着いたところで、着地点を見失った。で、こんな具合に引っかかってしまったのだ。残念。あとちょっと小さくしすぎた。限界までいけるかなと思ったけどやりすぎた(何か懺悔の場と化しているな・・・)。