“プロコフィエフ:交響曲全集” (ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, シュミット(アンドレアス))
N響アワーで先日7番をやっていて、クラリネット的にはこれはちょっと聞いた方がいいかなと思って、全集を探してみた。結局横浜タワーで売っていた中で一番安かった、この小澤・ベルリンの演奏を購入した。
演奏は全体にあまり良いとは思えない。クラリネットは多分ライスターじゃないし、オーボエもコッホとはとても思えない。二軍(?)の演奏なのか、単にリハ不足なのか・・・。全体の中では良く聞く5番等よりも、3番や4番等のややモダンな感じの曲のほうが良く感じた。1番はもっと軽く美しくやったほうが良いし、7番も改善の余地があるように思う。録音された当時はプロコフィエフの録音は少なかったので、これで良かったのかもしれない。しかし、現代の耳で聞くと微妙な感じだ。