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NRIサイバーパテント、1993年以降の国内特許公報400万件をXML化 集計サービスを開始
技術者の処遇問題(bizTech記事)
日系bizTech no.008の記事
「米国へ去った技術者たちが語る日本メーカーの欠陥」
現状の日本の研究所の処遇の問題が興味深い。
単純に言うと、
一流技術者→冷遇
二流(だけど管理をちょっとやる)技術者→管理者
というコースしかなくて、技術者はのびないし、管理も二流だし、いいことないというような話。
・二流の技術者が研究所の管理職になって一流の技術者をいじめる
・テクノロジ・コマーシャリゼーションはMOT等のマネジメント教育を受けた程度で務まらない。
とか、かなり耳の痛いというか、ありそうな話・・・
横響585回定期終了
今回はバスクラのみだったので正直ちょっと気楽でした。目立つところもなくはないけど多くはないし。バスクラは吹き始めよりは少しできるようになってきたもののそろそろ技術的に行き詰ってきて、何か工夫が必要そう。演奏会全体としては、詩曲は曲想がつかめてない感じで、交響曲は技術的に結構難しく、あまりうまくはいきませんでした。
Yehのヒンデミット
Hindemith: Clarinet Chamber Music Cedille このアイテムの詳細を見る |
John Bruce Yehは、シカゴ交響楽団のクラリネット奏者。昔、シカゴの演奏を見ていたときに、あれ〜日本人がトップでエーラー式吹いてる。誰だろ〜、と思ったのがこの人でした(全然日本人じゃない・・)。このCDは多分ベーム式で吹いているのでしょう。演奏・録音ともに良好です。ここで試聴できます。音は丸めというのか・・・。表現はイマドキな感じだと思います。ヒンデミットはあまり多くはCDがでていないので、まとまったのがあって大変うれしい・・・。全体にモダンでかっこよいですが、ソナタは我々のような素人でも比較的吹きやすい曲。五重奏は若いころのちょっととがった感じの曲です。
レジナルド・ケル(cl) / 米デッカ録音集成
↓こんなのがでましたのでgetしました。
The Complete American Decca Recordings Deutsche Grammophon このアイテムの詳細を見る |
ケルのデッカへの録音はこれまでCDで見たことがなかったので、非常にありがたいことです。それほど録音の多くない小品もいろいろと入っていて大変おもしろいです(ここにリストあります)。ケルはその後のイギリスのプレーヤーに絶大な影響を与えたと思われますが、これが(今はなき?)イギリススタイルの原点なのかどうかは、その前がわからないのでイマイチよくわからない。でも、音は(例えば、ブライマー等に比べて)それほど太くなくコンパクトで、非常に歌うスタイルです。スタイルを超えて歴史に残るすばらしいプレーヤーだと思います。
ブラームスの五重奏については、名盤といわれるブッシュ四重奏団とのものではありません。録音はケルの録音としては、かなり良好であると思います。Stravinskyの1曲目がB管で吹かれているらしく、ちょっとめんくらった。後、コントラスツの最初に音が二重に聞こえる箇所があった・・・。セレナードはケル指揮で演奏ではないので、ちょっとイマイチ。