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ザビーネ・マイヤーのモーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏

古い録音(88年・90年)ですが,今さら購入.モーツァルトの出来がすばらしいと思いました.特に弱音の美しさが良い.ブラームスは伴奏も含めてやや甘めの演奏で,好みの別れるところか.2楽章など主張すべきところは主張しますが,やや抑え目,柔らかさ重視と思われます.新しい録音と比較したいところです.
ブラームスはYunの五重奏とセットになった版(このCDと同じ録音)を持っていたのですが,それよりはマスタリングの影響か微妙に残響・クラリネットの柔らかさが出ていると思います.

Amazon.co.jp: 音楽: モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲
作曲: モーツァルト, ブラームス
演奏: マイヤー(ザビーネ), ウィーン弦楽六重奏団団員, その他

Weber: Clarinet Concertos / Shifrin, Golub, et al

続けてShifrinのWeberを買ってみました.今度は協奏曲.キャラクタはあまりあってないかもしれませんが,音も美しいし,悪くありません.
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Tower Records – Weber: Clarinet Concertos / Shifrin, Golub, et al
Composer: Carl Maria von Weber
Performer: Shifrin, David (Clarinet)
Orchestras/Ensemble: Padua and Veneto Orchestra

Chamber Music of Weber / David Shifrin, et al

シフリンのWeber.美しい音で快適な演奏です.
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Tower Records – Chamber Music of Weber / David Shifrin, et al

若いライスターのブラームス

ライスターファンに吉報です.若いころのブラームスのソナタがCD化されました.
ソナタは,端正なピアノが魅力的です(でも時々ヘンな強調がある).クラリネットは伸びやかで若いころのライスターの魅力があります.三重奏は初めて知った録音です.三重奏は68年にも録音があります.それも名盤と思いますが,この81年の演奏も良いと思います.クラリネットは81年のほうがずっと魅力的になっています.ただし,バランス的に若干ピアノが弱く,全体としては68年のほうが良いかもしれないが・・・好みかもしれない.
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ブラームス / クラリネット・ソナタ 第1番、第2番、クラリネット三重奏曲 カール・ライスター、他
カール・ライスター(クラリネット)
イェルク・デムス(ピアノ)、オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)、タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)
録音:1968年7月、8月 ベルリン、1981年11月 ベルリン

ウィーン・フィルメンバーによるシェーンベルク / 木管五重奏曲

出ました.世界初CD化です.録音の存在は知っていましたが,やっと出た.さっそく聞きましたが,相当にレベルの高い演奏です.特にフルートがすばらしいと思いました.40分という大曲で,木管五重奏の中ではかなり難しい曲です(一番難しい??).とても吹けたものじゃないです.12音技法を忠実に使った作品だったと思います.
シェーンベルクは,Pirrot Lunaireもそうですが,何か楽譜以上に吹きにくいと感じます.
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シェーンベルク / 木管五重奏曲 作品26 ウィーン・フィルハーモニー木管ゾリステン
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)、ヴァルター・レーマイヤー(オーボエ)、ペーター・シュミードル(クラリネット)、フォルカー・アルトマン(ホルン)、フリッツ・ファルトゥル(ファゴット)

The Clarinet at the Opera – Rossini, Verdi, et al / Meyer

iclassics.com – Classical Music and More

The Clarinet at the Opera – Rossini, Verdi, et al / Meyer

評価:☆☆☆☆
感想:Wolfgang Meyer はじめてききました.いやいやうまいんですね・・・.(妹の)Sabine Meyerとは大分タイプが違う.音・音楽ともに端正できれい.テクニックも非常にしっかりしている.でも音楽のスケールは妹ほど大きくない感じ.こっちのほうがいいな~.

Brahms: Sonata, Op.120, Nos. 1 & 2

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Brahms: Sonata, Op.120, Nos. 1 & 2

評価:☆☆☆
感想:1番の出だしなどは(いかにもベーム式という感じで)ちょっと引きますが,音の好みさえ乗り越えれば,音楽的には良く歌われていて,よい演奏だと思います.音については,この後に録音されたブラームスの五重奏・三重奏よりも,さらにストルツマン的というか,簡単に言えば,音が細めです.テンポは全体的に遅めに設定されていると思います.

Brahms Clarinet Sonata

曲目:ブラームス,クラリネットソナタ一番・二番,クラリネットトリオ
演奏:Walter Boeykens(Cl), Jean-Claude Vanden Eynden(Pf), Roel Dieltiens(Vc)
出版:RICERCAR
評価:☆☆
感想:ソナタ第二番は遅めで良く歌いこもうという意識のある演奏.しかし,派手目で,もうちょっと丁寧でもいいかなーと思うところもある.昔はもう少し音が柔らかかったような. トリオのほうがA管のせいか,もうちょっとしっとりした音で入っている.でも,数多くある名演に比べると聴き劣りする・・・.しかし録音の関係や,リードの調子かも.

Brahms: Clarinet Sonatas

ひさびさのCDレビュー・・・
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Brahms: Clarinet Sonatas / Karl Leister, Gerhard Oppitz

滑り出しの瞬間はブラームスはやっぱりドイツ系のほうがいいかなーと思うけども,何ともすっきりしないというか,消化不良な演奏.音程の悪さは結構気になる.1番の出だしを聞いて具合が悪くなりそうな人もいるかも??それが消化不良の原因なのかどうかはよくわからない.

ブラームス : クラリネット・ソナタ

ブラームス : クラリネット・ソナタ

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