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シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」など

演奏:Ensemble Musique Oblique
出版:harmonia mundi
評価:☆☆☆☆
感想:クラリネットのRemi Lernerは非常にダークです。音が暗いというより何か、雰囲気が暗いというか・・・曲が暗いからかもしれないけど。演奏全体は悪くないのですが、シュプレッヒシュティンメはちょっとやり過ぎ気味。室内交響曲No1(Webern編曲の小編成版)が入っているのがポイント高い。この曲はオリジナルよりもこちらのほうがずっとバランス良く聞こえる。この曲の価値がわかる。

サンサーンス「動物の謝肉祭」など

演奏:Ensemble Musique Oblique
出版:harmonia mundi
評価:☆☆☆☆
感想:最近お気に入りのRemi Lernerを聞くだけのために購入。さすがに、 Pierrot Lunaireよりは明るめにやっているけども、ダーク系で、派手さはないけれども良い感じ。もっとCDが出て欲しいものだ。

A Festive Moment with the Moragues Quintet

演奏:Moragues Quintet
出版:Le Chant du Monde
評価:☆☆☆☆
感想:モラゲス五重奏団の20周年記念演奏のCD。小品が22曲入っている。編曲物(カルメンなど)・五重奏の定番(Farkasなど)などいろいろ入っていて参考になる。モラゲスはうまいけれども、こんなに派手だったかな~と思うときもある。ラベルのPコン2楽章が入ってますが、最初のクラリネットソロが無茶苦茶うまい。

モーツァルト「セレナードハ短調 K388」など

演奏:Moragues Quintet
出版:AUVIDIS VALOIS
評価:☆☆☆☆
感想:この曲は木管五重奏では無理があると思っていたけれども、そんなことは全く感じさせないとても良い演奏。クラリネットとバセットホルンのためのAdagioの木五編曲版も入っているのもポイント。

ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲 アメリカ」など

演奏:Moragues Quintet
出版:BNL
評価:☆☆☆
感想:弦楽四重奏の木管五重奏への編曲。悪くないけれども、特別おもしろいとも思えなかった。

メシアン「世の終わりのための四重奏曲」など

演奏:The New York Philomusica Chamber Ensemble
出版:VOXBOX
評価:☆☆☆☆☆
感想:2枚組で超廉価版で入手。ところがこれは非常に良い演奏。やや遅めのテンポで、敬虔な雰囲気と緊張感がうまく出ています。クラリネットのJoseph Rabbaiは初めて聞きました。伝統的なフランス式に近い奏法と思います。Pの音色・表現がとても良いです。

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