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第612回横響演奏会終了
報告が遅れましたが、演奏会終了しました(2/8)。今回はプログラムが地味だったこともあり、新春コンサートとしては横響史上最低の入場者数だったそうです(300人程度)。でも、そんな中で来ていただいた皆様には、大変ありがとうございました。
自分の出番は、ハイドンの「ロンドン」シンフォニーの1st(とアンコールの威風堂々の2nd)でしたが、このころのクラリネットの扱いとは、木管というよりは、金管の補強みたいな感じで、ほとんど目立つ箇所はないのでした。
威風堂々はバスクラをやるのが面倒だったんでカットしちゃったんですが(自分はロンドンの後にバスクラが入るようなアンコールをやる神経が信じられなかった・・・あ、いや・・・ごめんなさい・・・。私が悪いんです・・・。コントラファゴットもカットだったし・・・)、それを他の低音楽器が埋めてくれるわけでもなく・・・、中間部の直前では音がなくなりそうになり、少しだけやらなかったことを後悔しました。同じ団員とはいえ、信用するものではないものです。今後は面倒でもちゃんとやるようにしましょう・・・。
次回の出番(第612回横響演奏会)
次回の出番は、ハイドンの1stとなります。ちょっと地味なプログラムですが(アンコールもあるかもしれないので)・・・出来の保証もできませんが・・・聴きに来ていただければ幸いです。ホルストは吹奏楽曲の編曲版で大変珍しいものです。ハイドンは、「のだめカンタービレinヨーロッパ」で、プラハ・プラティニ指揮者コンクールの一次予選課題曲として、千明(玉木宏)が指揮をした曲です。のだめファンはチェックを・・・。
青少年のための音楽会 第612回定期演奏会
【音楽の都を巡る (4) ロンドン】
1.組曲「王宮の花火の音楽」(ハーティ版)ヘンデル
2.交響曲第1番 変ホ長調モーツァルト
3.吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調 (管弦楽版)ホルスト
4.交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」ハイドン
管弦楽 横浜交響楽団
指揮 甲賀 一宏
日時 平成21年2月8日(日) 開場/午後1時15分 開演/午後2時
会場 青少年センターホール JR・市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩10分
入場料 1,000円(全自由席)
前売所 読売プレイガイド・横浜高島屋チケットショップ
主催 横浜交響楽団 共催/横浜市市民活力推進局
第611回横響演奏会(第九)終了
少し報告が遅れましたが、年末恒例の第九の演奏会が終わりました。雨の中2300人ものお客様が来ていただけたそうです。本当にどうもありがとうございました>横浜市民の皆様。
自分は演奏会直前にロビーで木管五重奏をやりました。曲は「主よ人の望みよ喜びよ」です。
で・・・、あれは3連符が延々とつながっていくのですが、やっと自分の番が回ってきたというところで、1拍3連符が消えます。「あれっ」と思ったのですが、もう遅い。1拍遅く入ってしまったのでした。仕方ないからそのまま8小節くらい吹き続けて、何か不思議な響きになりながらも、周りが無視してくれたので、曲は止まらずにすみました。自分も途中から復帰しました。
こんな失敗は多分生まれて初めてです。ロビーで聞いてくれた方、大変申し訳ありませんでした・・・。
本編のほうは、前プロの1stと第九の1アシでしたが、まあまあ無難にこなせたかな・・・。ちょっとパワーが足りなかったかな。
ムラロのメシアンを生で聞く
トッパンホールのシリーズ<生誕100年記念メシアン−光と闇>
の組チケット(6000円×2が10000円になる)を購入して、その第一回の、
「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
を聴いてきました。「すごい」の一言に尽きるのですが、まあ、本当に凄まじい演奏でした。ムラロは名前すら知らなかったのですが、こんなメシアン弾きがいるとは驚きでした。メシアン弾きとして著名なベロフ(軽め)やエマール(技巧派)とはまた違ったタイプ(ちょっと表現が見つからない)ですが、全然ひけをとらないと思いました。客席はほぼ満席でした。
完全に打ちのめされて帰ってきました・・・。
ちなみにアンコールは無しでした。あの凄い演奏の後にできるアンコールはないなと思いました。
さて次回のピアノは(世の終わりのための四重奏ですが)エリック・ル・サージュです。果たしてどこまでこのレベルに近づけるでしょう・・・。
ニコ動での動画があるので、見てみてください。神演奏です。
メシアン:20のまなざし ‐ 6.御言葉によってすべては成されたり
次回の出番(第611回横響演奏会)
次回の出番は、前プロの1stと第九の1アシです。全乗りなんて数年ぶりかも。
また、Safariでgoo地図が使えるようになりました、パチパチ(chromeはダメでした)。(Safariがよくなったのか、gooがよくなったのかはわからない)。なので、場所も付けてみます。
【横響・第九演奏会】
1.歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲フンパーディンク
2.交響曲第9番 二短調「合唱付き」ベートーヴェン
ソプラノ/高橋さやか
アルト/坂上賀奈子
テノール/君島 広昭
バリトン/今尾 滋
合唱:横響合唱団・横響と第九を歌う会合唱
管弦楽:横浜交響楽団
指揮:甲賀 一宏
日時:平成20年12月14日(日) 開場/午後1時 開演/午後2時
会場:神奈川県民ホール(大ホール)
入場料:1,500円(座席券引換券)
(当日12時より受付にて座席券とお引換えいたします)(全自由席)
前売所:読売プレイガイド・横浜高島屋チケットショップ
主催:横浜交響楽団 共催/横浜市市民活力推進局
後援:財団法人横浜開港150周年協会
第610回横響演奏会終了
遅くなりましたが、演奏会終了の報告。プッチーニのアリアのバスクラリネットとミサ曲のトップでした。バスクラは意外に目立つところがあるのですが、まあまあうまくいってよしよしと思っていたのですが、先日のシェーンベルクでの伊藤さんのバスクラを聴いて、自分とのあまりの違いにショックを受けてしまって、よかったという印象は吹っ飛んでしまいました。ミサ曲はメインで、クラリネットもそこそこ目立つ曲です。これは多少ミスがあったし、音もイマイチだったのですが、1年ぶりにメインのトップを吹き通したというだけで今回は良しとしようかと思っています。
シェーンベルクの難しさ
に行ってきました。最初に3D映像(メガネをかけてみるやつ)で簡単な紹介を、東京文化会館の音楽監督の大友直人が話します。なかなか興味深い試みです。
さてプログラムですが、
浄夜(弦楽六重奏オリジナル版)
月に憑かれたピエロ(ピエロ・リュネール)
の2曲です。
浄夜はすばらしいアンサンブルで、ロマン的な雰囲気を十分に伝えた演奏でした。特にこの曲で重要な役割を与えられているヴィオラが素晴らしく、弦楽六重奏(Vn・Va・Vc各2)という特殊な編成である必然性を感じさせました。
月に憑かれたピエロは、シェーンベルクの最高傑作で、20世紀の最高傑作の一つという評論家もいたと思います。自分も20世紀に書かれた曲では、春の祭典とこの曲の2曲が最高傑作と思っています。
演奏は技術的にはほぼパーフェクトであったと思います。メンバーそれぞれが仕事を持ち、集まって練習する機会はそう多くはなかったはずなのに、素晴らしかったです。特に自分がやっている楽器であるクラリネットは、この曲の難しさをよく知っているだけに、非常に感銘を受けました。
しかし、演奏後の観客の反応は、浄夜のほうがよかったような気がします。難しいと感じてしまったようです。実際、指揮者も終わりに「やるほうも難しいんだけど、聞く方も難しいよね」というようなことを言っていました。自分も、ちょっと難しさを感じさせてしまう演奏であったように思いました。
それには一つテンポの速さがあったと思います。(私が感じるに)全体にやや早めのテンポでした。それでアンサンブルは破綻せずに素晴らしく進んでいくのですが、もう少し余裕がほしいというか、この曲の持つ「甘さ」にやや欠けていました。
また、生で初めて聞いてみると、生で演奏する上でのこの曲の持つ、本質的な難しさのようなものを感じました。一つには、やや歌が伴奏で埋もれてしまうことです。これは会場の関係もあるかもしれません。また、ピアノがどこか微妙というか違和感を感じます。奥に配置されていたのですが、弦・管とのアンサンブルがもう少し溶け込んでほしいと感じたことと、ピアノがソロとして使われている部分はちょっと遠くに聞こえてしまいます。これは曲に内在する問題で、解決不能であるような気もします(曲によってピアノの位置を変えるわけにもいきませんし)。マイクを通してミキシングしないとバランスが整理されないのではと思いました。
この演奏を聴いて、聴衆が、「やっぱりシェーンベルクは難しいんだね」と感じてしまったら残念であると思います。ピエロ・リュネールは、非常にロマン的で甘い曲であると思います。例えば最後の「おお、なつかしい香りよ」は、しみじみとしていて、懐かしさを感じさせる、泣かせる曲です。その雰囲気は今ひとつ伝わっていないように感じました。
しかし、この曲を生で聴けるのはめったにないことなので、大変良い経験でした。
次回の出番(第610回横響演奏会)
次回の出番はアリア集のバスクラリネット(あるんだ!)と、ミサの1stです。ひさびさのメインの1stです。がんばらないと・・・。
【プッチーニ生誕150年】
1.菊(弦楽合奏)プッチーニ
2.アリア集プッチーニ
3.グローリア・ミサ(四声のためのミサ曲)プッチーニ
管弦楽:横浜交響楽団
指揮:甲賀 一宏
独唱:テノール 未定 バリトン(バス)未定
合唱:横響合唱団
日時:2008年10月26日(日) 開演/午後2時
会場:青少年センターホール
入場料:1,000円(全自由席)
前売所:ジョイナスプレイガイド・読売プレイガイド・横浜高島屋チケットショップ
主催:横浜交響楽団 共催/横浜市市民活力推進局
後援:財団法人横浜開港150周年協会
第609回横響演奏会終了
横響第609回演奏会が9/21に終了しました。雨の中来てくださった皆様、大変ありがとうございました。今回は場所が、いつもの音楽堂ではなく、青少年センターホールでした。新しいので設備がよくてきれいなのはよかったのですが、音はあまり良くなかったでした。クラリネットは音が固いとそれがそのままつきぬけてくる感じで、鳴ってないと埋もれてしまいます。
並クラ1年ぶりの復活でした。
自分の出来はというと、レプレで1st吹いたんですが、うーん、イマイチかなー。リードが厚めで鳴ってないって感じで、客席からだとひっこんで聞こえたのではないだろうか。録音はまだ聴いてないです。荻原は、止まらなかったので良しとしようかと・・・。やっと解放される・・・。
次回の出番(第609回横響演奏会)
次回演奏会、ついに並クラで復帰します。1年ぶりです。レ・プレの1stと荻原の2ndとバスクラです。3本持ち替えはかなりブルーですが・・・。今回はいつもと演奏会の場所が違うので気をつけてください。goo地図試しに使ってみました。多分ここだと思うのですが・・・。違ったらごめんなさい。
青少年のための音楽会 第609回定期演奏会(まだトップページは更新されてませんでした)
【リストとブラームス】
1.交響詩「前奏曲」リスト
2.横響に捧ぐる管弦楽のための三章荻原 利次
3.交響曲第3番 ヘ長調ブラームス
管弦楽横浜交響楽団
指揮甲賀 一宏
日時2008年9月21日(日) 開演/午後2時
会場:青少年センターホール (音楽堂のそばです。ホールがどこにあるのかちょっとわかりません)
入場料1,000円(全自由席)
前売所ジョイナスプレイガイド・読売プレイガイド・横浜高島屋チケットショップ
主催横浜交響楽団 共催/横浜市市民活力推進局
後援財団法人横浜開港150周年協会