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ザビーネ・マイヤーのモーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏
古い録音(88年・90年)ですが,今さら購入.モーツァルトの出来がすばらしいと思いました.特に弱音の美しさが良い.ブラームスは伴奏も含めてやや甘めの演奏で,好みの別れるところか.2楽章など主張すべきところは主張しますが,やや抑え目,柔らかさ重視と思われます.新しい録音と比較したいところです.
ブラームスはYunの五重奏とセットになった版(このCDと同じ録音)を持っていたのですが,それよりはマスタリングの影響か微妙に残響・クラリネットの柔らかさが出ていると思います.
Amazon.co.jp: 音楽: モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲
作曲: モーツァルト, ブラームス
演奏: マイヤー(ザビーネ), ウィーン弦楽六重奏団団員, その他
モーツァルト「クラリネット協奏曲
演奏:Sabine Meyer, H.Vonk/Staatskapelle Dreden
出版:EMI
評価:☆☆☆☆
感想:1990年録音。音的にはイマイチなのかもしれませんが、こののびのびした感じは私は結構評価します。新鮮です。 Sabine Meyerのモーツァルトはアバドとの新しい録音も出てますね。レコード屋試聴ではあまり良い印象ではなかった。のびのび感があまりなかった気がします。
モーツァルト「クラリネット協奏曲」
演奏:Robert Marcellus, Szell/Cleveland Orchestra
出版:CBS SONY
評価:☆☆☆
感想:1967年録音。数少ない貴重なMarcellusのソロ演奏です。丸い音が魅力です。しかし、録音が悪いです。音の変化があまりない感じに聞こえます。良い録音が残っていれば良かったのに・・・
モーツァルト「クラリネット協奏曲」
演奏:Alfred Prinz, Boem/Wiener Phiharmoniker
出版:Grammophon
評価:☆☆☆☆☆
感想:プリンツらしい、穏やかで誇張しすぎることのなくやさしいモーツァルト。名演です。私はこの曲については、ウラッハよりもこの演奏のほうが好きです。
モーツァルト「クラリネット協奏曲」
演奏:Leopold Wlach, Karajan/Wiener Phiharmoniker
出版:EMI
評価:☆☆☆☆
感想:この演奏はあまり知られていないと思います。今はCDで手に入るようになりました。私が中学生のとき、初めてウラッハを聞いてショックを受けたのがこの演奏でした。比較的録音状態が良く、ウラッハの響きが良く入っています。演奏は本当に音色重視という感じで、音楽的にはあまり締まらないところもある気がしますが、音は素晴らしいです。ウラッハだとロジンスキとの演奏が有名ですが私個人的にはこのカラヤン版のほうが好きです。