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世界の構造改革におけるハイエクの誤認

リンク: 「小泉構造改革」は誤解の集積だった.

「隷従への道」を読んで、すっかりハイエクの虜になっている私ですが、この記事を読んで少し頭が冷えました。

サッチャーは自伝に書いていますが、ハイエクの著作の『隷従への道』(1944年)を壇上で叩きつけながら、この中に我々を救う解決法があると言って、象徴としてハイエクを使った。彼らにとっては社会主義的な精神と戦うためで、政策もかなり過激でした。

なんだそうです。皆、感化されるのは一緒のようですね。そして、イギリスは(成功もあったが)失敗して、最近は政策の見直しが行われているそうです。例として教育があげられています。

規制緩和というのは、政府の介入を調整して景気を刺激しようというれっきとした経済干渉政策です。

うーん。これは半分賛成のような。過剰な規制を緩和するのはありだと思うのですが。しかし、小泉構造改革のときは、ほとんど無批判で、規制緩和をいろんなところで導入して失敗を招いているというのは事実だと思います。官僚も成果をあげたいと思っていたのでしょうね。最大の失敗(というか失政かな)は、障害者に関する法制の改訂だと思います。フリードマンもハイエクも障害者に自己負担せよなんて、一言も言っていない。責任ある人間が、市場で競争できるのであって、責任を持つことのできない障害者は、国家で保護されるべきで、それは国家の役割です。やっと見直しされているようですが。


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