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今日は第九&プレ・コンサート

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プレ・コンサートは1時半からです。

Googleのコンシューマ向きな姿勢

自分はGoogleについてそれほど勉強しているわけではないので、発言する権利もないが、Googleのやっていることを見ると、そのコンシューマ向けな姿勢というか、未来のコンシューマのIT体験を変えるということに徹していることに感心する。

Google Docsのセキュリティーがなってないとか、Chrome OSはpoorだとか、批判するのは容易だが、その割り切りは素晴らしい。完全なものを求めるよりも、poorで無理矢理だけれども、未来を先取りしているような感覚。Google日本語入力も仕事で使うとピンと来なかったが、プライベートで使うとその語彙がぴったりくる。Chrome OSにはがっかりしている人も多かったようだが、自分には未来のPCのイメージを見るような気がした。2割・3割の人には満足できないが、それ以外の多数にはこれで済んでしまうのではなかろうか。

そういう不完全な技術が、「破壊的な技術」と成り得るのではなかろうか。

第619回定期

平成21年度定期演奏会予定

   

   

【横響・第九演奏会】〈第九定期公演60回記念〉
1. 舞台神聖祝典劇「パルシファル」より“聖金曜日の音楽” ワーグナー
2. 交響曲第9番 二短調「合唱付き」 ベートーヴェン

2009年12月13日(日) 第619回定期 県民ホール 午後2時

次回の出番は第九の1stとワーグナーのBass Clです。また、本番前にロビーにてTrio d’ancheを披露する予定です(午後1時20分〜。モーツァルト「ディベルティメント第3番」)。

皇族—天皇家の近現代史

小田部 雄次
中央公論新社
発売日:2009-06


この本は、明治維新〜現在までの、皇族についてかなり網羅的に書かれた本であって、おそらくあまり他にない目の付け所で、貴重な記録である。皇室ゴシップ的なおもしろさで読むことも出来る。



我々は皇族というと、つい現在の天皇家を考えてしまうが、戦前は皇族の範囲はもっと広かった。彼らは特権を持っていたが、基本的に軍人になるという社会的な使命も負っていて、独特な存在で、それなりの影響力もあった。しかし、戦後の皇室典範の改正により、過酷な財産税も科せられ、臣籍降下される。その運命は興味深い。



また、皇室に関する記述も多く、天皇の素顔を垣間見ることができる。天皇跡継ぎ問題についても言及がある。著者ははっきりとは書いていないが、女系への跡継ぎが可能であるような制度の見直しを支持しているように思える。

「理工系離れ」が経済力を奪う

これは、ORと金融工学の研究者である著者が、東工大・東大などの実体験に基づいて、理系大学の現状について憂える、といった内容である。



理系大学は戦後の日本を支えていて、豊かな成果を残した。しかし、理系人間は会社では出世できず、給料は銀行の7割、会社でも大学でも発言権を持っていなかった。大学は近年大幅に予算を削減されて、寄付による豊富な資金力を持つアメリカの大学と対等に戦うのは難しい。学生はそんな理系の状況をわかって、経済学部などに流れている。・・・等といった内容である。



経験に基づいており、内容はおもしろく、あっという間に読めるが、著者の主張には多少首をかしげるところもある。理系大学がそれほど重要な役割を果たしたのかは確かではないし、文系人間への恨み辛みを並べているような気もする。タイトルは中身をあまり適切に表していない。理工系離れが経済力を奪う根拠は示されない。

インターネットなクラ吹き on MySpace:田中香織さん

Kaori Tanaka – MySpace : 音楽の無料試聴、動画、写真、ブログなど

MySpaceはまだ日本ではそれほどメジャーとは言えないと思うが、Facebookと並んで世界的にはかなり大きなSNSである。MySpaceの特徴は、音楽に力を入れていることで、様々な分野のアーティストが登録しており、派手目なプロフィールを作っている。アーティストのプロモーションに利用されている。

そんな中、日本人のクラリネット奏者も進出してきている。上記リンクの田中香織さんは、先日の毎日音楽コンクールで第1位を取った期待のホープである。プロフィールにはコンクールの課題曲であった、フランセの協奏曲の演奏もupされている。軽快で繊細な素晴らしい演奏である。私は先日フレンド登録していただきました。ありがとうございます〜>田中さん

インターネットなクラ吹き on YouTube

YouTube – kathywilliams76 さんのチャンネル

ネットをさまよっていたら見つけた。彼女の自分の演奏をupしようとする執念はすごいものがある。現在219件upされている。演奏は素人にしては上手なレベルなのだろう。

自分も演奏を露出することは厭わないが、自宅の練習に近い演奏までYoutubeにupしようとは思わない。ネットにはいろいろな人がいておもしろい。

Appleの製品に少し値頃感が出てきている

いつのまにか、少しAppleの製品が安くなってきている。

アップル – Apple Wireless Keyboard – ケーブルフリーでおどろきの薄さ。

これは確か前10000円くらいしたと思うが、いつのまにか6800円になっている。(1万円近くする製品が多い)ワイヤレスキーボードとしては、悪くない価格だ。

アップル – Time Capsule – Macを自動でバックアップする802.11n Wi-Fiベースステーション。

Time Capsuleなんてどこの金持ちが使うんだろうと思っていたが、いつのまにか1TBで29800円になっている。ワイヤレスルータ1〜1.5万円+1TBのハードディスクが1万円だから安いとは言えないが、検討の遡上にはあがるだろう。

アップル – Magic Mouse – 世界初、マルチタッチ対応のMagic Mouse登場。

もともとMighty Mouseもこれくらいだったけれども、無線でそれなりの機能を持ったマウスとしては6800円はそれほど高くない。

Appleの製品というと、かなりのプレミアがついていたものだが、やや緩和されたようだ。キーボードやマウスは公式にはWindowsをサポートしていないが、サポートすればそこそこ売れるのではないだろうか。特にマウスは対応してくれるととてもうれしい。

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フックスによるニールセン等

“Martinu, Nielsen, Koechlin: Serenade” (Supraphon)

フックスはその前任のカール・ライスターが、(玉石混淆な)多数の録音を残したのに対して、それほど録音は多くない。そんな中最近、ホルンのバボラークと組んだ録音を出した。曲は、ニールセン・マルティヌー・ベリオ等で、すべて初めて聴く曲で、編成はCl・Hr+弦等で、やや特殊である。

フックスの演奏は、非常に軽快で巧みである。ベルリン・フィルを聴いても、そういう印象を受けていたが、アンサンブルは特に強くそれを感じる。でも、カリスマ性はあまりないかな・・・。バボラークのほうはカリスマ性があるような気がする・・・

Windows 7について

Windowsの歴史 Windows 7編:Vistaの不満を解消し、XPを超える「定番OS」の地位目指す – builder by ZDNet Japan

私はOSのことはあまりわからないが、コンシューマー視点でWindows 7について少し書いてみたい。

3日ほど使ったが、上記記事とだいたい同じ感想である。良くも悪くもVistaのマイナーバージョンアップという印象である。Vistaで使えたハードで問題は出ないし、ソフトも動く。ここはSnow Leopardと対照的である。Snow Leopardは、結構いろいろなものが動かなくなった。開発者も急の対応を要求された。見た目はあまりLeopardと変わっていないのに、内部的にはいろいろと変わったのだろう(この辺の技術的なことはわからない)。

Windows 7の印象はとても良い。サクサク動く(ただし、これがネットブックで通用するかどうかは微妙だ)。導入直後のトラブルも少ない。アップデートインストールはかなり時間がかかったが、移行アシスタントは慎重で、危ないところは事前にちゃんと指摘してくれる(この辺にMicrosoftの配慮が伺える)。

しかし、XPからの乗換時にヘビーユーザーに嫌われる要因となったユーザーインターフェースについては、Vistaを基本的に踏襲している。現在のXPユーザーは少なからず戸惑うであろう。昔この設定はここだったのに、という常識が変化している。

私は皆が言うほど、Vistaが嫌いじゃない。自分のお客様に積極的に勧めようとは思わないが、自分で使う分にはそれほど問題はない(UACは鬱陶しいが)。自分は見た目重視だから、Aeroなんてとてもよいと思った。

Windows 7はほぼ間違えなくVistaユーザーには受け入れられるだろう。しかし、保守的なXPユーザーがどういう感想を持つかはまだ予想がつかない。

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