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映画「ノルウェーの森」

久々の映画。1000円の日に見に行ったが客は少なく、大々的に宣伝している割にはヒットしていないのではないかと思った。映画を見に行った時点では原作は読んでいなかった。

感想であるが、何と言うか、良いとか悪いという以前に、不可解で物語の体をなしていないと思った。いろいろなエピソードに納得感がないことが多く、すごく舌足らずな感じである。特に後半は見るのがかなり苦痛になって、最後は全く意外にばっさりと終わってしまう。絵がところどころ美しく、監督の個性が感じられるが、あまり本論とは関係ないように思えた。

なぜ、こんなおかしなことになってしまったのだろう?原作が悪いのか、原作の映画化がそもそも難しいのか、映画化のやり方に問題があるのか・・・ということに興味がわいたので、原作を読んでみることにした(その感想は別途書くつもり)。

学生紛争のシーンが出てくるが、学生がゲバ棒持ってとか・・とてもステレオタイプな描写でがっかりする。そもそもフランスで勉強したベトナム人監督に学生紛争のイメージがあると思えない。監督が自分で納得できない絵なんて使わない方がいいんじゃなかろうか・・・

女優陣に力がないように見えた。特にヒロイン役は、私には魅力が全くわからなかった。主役が上手かどうかはよくわからないが、主役の雰囲気にはあっていたと思う。これはこの映画の中の救いだろう。

高島めざまし卒業

高島アナが10/1でめざましテレビを卒業したが、その最終日の裏側を撮った動画がフジテレビのアナマガplusで公開された(有料)。これは結構おもしろかった。高島密着というだけではなく、番組の裏側をいろいろ見ることができた。

卒業の瞬間のスタジオの様子は、放送では見えていないが、関係者が大勢集まっていて(100人くらい?)壮観だった。いかに、高島の卒業が注目されていたかということであろう。一方、その瞬間のアナウンサー室は意外に静かで、放送されたのは、めざにゅーあがりの松村のみ。皆、自宅で放送で見ていたということなのだろうか。

高島のめざましでの最後の言葉は、「みなちゃん、ありがとう」だった(自分が放送で見たときには気付かなかった)。めざまし後のとくダネ冒頭で、中野が号泣していたのはその言葉に反応してということだった。本人は泣くまいと思っていたそうだ。

大塚さんの挨拶で、「あなたは放送人として選ばられた人なんだ」というセリフが印象に残った。週刊誌の報道などでは、高島は結婚の条件として引退を迫られているという。果たして、大塚さんの思いは届くのだろうか。

あと、少し面白かったのは、番組の合間に軽部アナがお菓子を食べるのを高島が諌める、というのがお約束になっていたそうで、この役目を誰が引き継ぐんだろうという話になって、軽部「遠藤はスルーするからなー」高島「加藤が拾ってくれるかも」という感じの会話になった。確かに、遠藤はスルーしそうだし、生野もあまりケアしてくれそうにない。こういった役目は加藤がやるのかもしれない。実際、めざまし最後の伊藤アナの一発ギャグのフリを加藤がやるというパターンが最近でてきたのも、少し関係しているかもしれない。

パン枠の番組タイトルは「ヤマサキパン」

山崎が担当になれば、そういう可能性もあるとは思っていたが、まさか本当にやるとは思わなかった。恐るべしフジテレビ。この名前にしたいがために山崎を起用したのではなかろうか。ということで、私の予想はまたもや外れました。パン枠とアナ★バンのMCが発表になりました。

予想:山崎→アナ★バン、細貝→サラパン

実際:山崎→ヤマサキパン、細貝→アナ★バン

細貝にアナ★バンやらせるのも、意外性があってよいかもしれない。もともとアナ★バンはお嬢様キャラ椿原に無理をやらせるのがスタートだったし。

めざにゅ〜担当チェンジ

めざにゅ〜担当の変更が発表された。来週(10/4)からリニューアルする。歴代の担当については、Wikipediaにまとまっているので、下に引用した。自分の予想は一部だけあたった。

  • あたり:椿原のメイン昇格
  • はずれ:杉崎のチェンジ・山中の昇格

杉崎は根強い人気があるのだろう。(局アナを使わない)外部調達を減らす流れ(今回、岩崎がメンバーから外れた)の中で、曜日は変わったが、3日間メインを任された。めざにゅ〜は朝2時局入りのきつい仕事だ。下の表を見ればわかるように、局アナは適当なタイミングで卒業させられている。杉崎はフジにこき使われていると言えるだろう。当分続けなければならないのは少し気の毒だ。

新人二人(細貝・山崎)がメンバー入りした。これは予想通りである。これでメンバーは若くなった。杉崎以外は、3年目(椿原)・2年目(山中・松村)・1年目という若い順の構成である。めざにゅ〜は若手の登竜門で、その「ゆるさ」が番組の魅力でもある。しかし、最近は杉崎と加藤がしっかりしていたので、若干ゆるさはなくなっていたかもしれない。以前、松尾司会のときなどはかなりぐずぐずな番組だった。

番組再編のフジ若手アナ配置を予想する

10月は番組再編の時期で、アナウンサー配置も変更になる。特に、新人アナウンサーが新しく担当を持つのもこのタイミングである。この10月は高島めざまし引退というビッグイベントがあり、玉突き的にいろいろと変更になるが、若手アナウンサーの配置を予想してみよう・・・と思ったがまごまごしているうちに少しずつ発表されてきた。まず、発表済みの分

  • めざましメイン:高島→生野(先日発表。これは加藤と予想してハズレ)
  • めざまし情報:生野→加藤(昨日発表。これは予想アタリ)

次に未発表分・・・

  • めざにゅー司会(月~水):杉崎→椿原
  • めざにゅー司会(木・金):加藤→山中
  • アナ★バン司会:山中→山崎
  • ~パン枠:松村(ミオパン)→細貝

杉崎はめざにゅー長いので、そろそろチェンジかと。椿原は報道かもしれないが、一つメインをまかせたいのでここで。山中は成長が見られるので昇格しそう。松村は、平井・本田後継の夜路線か。新人2人は~パン枠希望だったが、バラエティ特性のある山崎がアナ★バンを引き継ぎ、細貝が~パン枠になるだろう。~パン枠の番組名は多分サラパンだろうけど・・・ホソパンにしても、何か番組名が微妙・・・。

あとは男子アナになるが、久々の使えるアナウンサー2年目福井に何か大きな役割が与えられるのではないかと予想している。

めざましキャスター交代

結局、生野に決まったそうです。mixi等では様々な予想が出ていましたが、加藤・生野の声が多かったようです。あとは、遠藤あたりにつなぎでやらせて、フリーを使うのではないかとか。自分は、最近かなり成長していた加藤と予想していましたが、はずれました。スキャンダルフリーであることが優先されたと思われます。フジはもっとおもいきった採用もするかもと思ったのですが、一番無難なところに落ち着きました。フリーを使わなかったのは、多分金の問題でしょう。生野の課題は、時事的な話題に対応できるかと、仕切れるかでしょう。今はまだ力不足と思われます。

あとは、大塚さんをいつチェンジするかという課題が残っているのですが、自分がプロデューサーなら同じタイミングでチェンジして一気にフレッシュに刷新するところです。しかし、後任については人材が思い当たらず高島以上に難しい問題です。

スンガバ杉田店

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地元にインド料理屋が出来たので行ってみた。カレーとナンだけだとランチ590円というのが売りの一つ。Dセット1000円を頼んだ。味はまあまあという感じ。カレーではチキンは良かったが、プラウンはトマト味が強くて深みに欠ける。焼き物(タンドリチキン)はまあまあか。ナンは普通にうまい。同じ杉田だとタージ・タンドールよりは若干味が落ちるが安いという感じ。辛口で頼んだが、あまり辛くなかったのはマイナス。頼めばやってくれるのかもしれないが。駅ナカなので便利。

「おくりびと」を見る

テレビでおくりびとをやったので見た。地味に良い映画だと思った。これが大きな賞をとるようなものなのかはよくわからないし、行列して見に行くようなものでもないと思うし、万人が感動するようなものでもないと思う。
死という重くなったり・泣きが入りそうなテーマを選んでいるが、クールに描写することによって巧妙に浪花節的にならないように配慮されている。また、スタッフの意図は、死よりも生の賛歌であるように思える。死はいろいろな表情を持っているけれども、それはあまり本質的でないというか、重要ではなくて、様々な死の上に成り立っている生に意味があるのだと。生を象徴する行為として、「食べる」シーンが取り上げられる。
脇役が皆すばらしい。山崎努はひさびさの名演技だろう。役者の中では、この作品の一番の功労者だろう。余貴美子も素晴らしい。その他にも沢山の脇役の名演技がある。これだけ脇を固められれば、主役の本木はとてもやりやすかっただろう。広末は演技は微妙だと思ったけれど、まだオーラはあると思った。このまま10年後を迎えるとさすがにやばいかもしれないけど。
ほとんど展開が読めるような話ではあるのだが、作りが丁寧でいろいろと考えさせられる映画だ。しかし、この映画は日本人にとってはとても自然な、違和感のないものであるように思える。納棺士には我々馴染みがないけれども、そのやり方を初めて見ても、「すごい」と思うよりは、「うん。こうするかもしれない」というような感覚を持った。だから自然すぎて、あまり感動できないという人はいるのではなかろうか。外国人が見るとどう感じるかは想像ができない。

漢検問題について考えてみる試み

リンク: asahi.com(朝日新聞社):漢検協会、前理事長らを告訴へ 背任容疑 – 社会.
漢検協会は一方的に世論から責められてるようだが、自分はちょっと違和感を感じる。まず、上記記事の背任についてだが、確かに背任なのだろう。しかし、何か巧妙な蓄財方法をしたわけではなく、トンネル会社を作っていただけだと言うのだから、中の人が容易に気づくことではないか。それを自浄できないのがそもそも問題で、新理事長は天につばするようなものではないか。恥ずかしくないのだろうか・・・(外から来た人かもしれない。それは知らない。)
また、これだけの蓄財ができるだけ稼いでいるというのなら、「ご立派な」ことではなかろうか。公益法人で、文科省の保護・規制に従うのではなく、堂々と株式会社で運営してみたらどうか(今は規制されているのかもしれない。それは良く知らない。)。そもそも公益法人なんて肩書きがあるからこのような腐敗を招くのではないか。株式会社のほうが(ベストとは言わないが)まだ自浄作用があるのではないか。漢検自体が、資格というものを、公的な保護下ではなく、民間でやったほうがよいことを証明している。文科省が関与する理由としては、以下の2つが推定される。
1)資格試験ビジネスに対してインセンティブが働かないこと
2)トンデモ資格を作られないようにすること
1)は、漢検自体がそれを否定する事例となっている。優れていて、世の中に受ける資格を作れば、大きなビジネスになるのだ。漢検はDSソフトに展開したり、多角的な運営が成功した成功事例と言えるだろう。その成功を導いたという点に関しては、前理事長を評価してあげてもよいかもしれない(漢字ブームという幸運はあるが)。
2)は文科省にそれだけの見識があるとは考えづらい。資格に対する評価は市場にまかせるべきではないだろうか。
世間では、税金の保護を受けて、私的な蓄財が行われていることが非難されているが、むしろ、資格については民間にまかせるべきであることを、今回の事件は示唆しているのではないか。

議員の世襲制限について考える

今の議員に二世・三世が多い現状というのは、よろしくないとは思うが、だからといって世襲を制限するということには疑問を呈したい。まず、世襲って何なんだ?という疑問がわく。世襲の定義が、「親が議員であった選挙区から立候補することである」にすぎないならば、これを制限する法律は自由主義国家ではありえないのではないか(民主・自民ともに立法ではなく、マニフェストとして実行するらしい・・・でも法の精神に反したマニフェストなんて・・・)。
自分は相続税の存在を否定しない。世代間の富の移動をちょっとくらい制限してもいいだろう。しかし、議員の世襲というのは、それを制限するうまい方法がないという気がする。「地盤」という形にできないものは制限しようがない。もし世襲が嫌なら二世議員に投票しないことではなかろうか。
リンク: 「同一選挙区は規制を」 自民・菅氏が世襲制限で.
によると、やはり同一選挙区で立候補することが問題らしい。規制するべきなのは経済的な問題ではないのかなあ・・・(よくわからない)

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